重心を生かそう1(バックスイング) | 機械工学部ゴルフ学科

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幾何学的、物理学的、力学的、科学的なゴルフへのアプローチ

ご意見いろいろありがとうございます。

まとめて返事していきます。

 

正しいバックスイングはどのようなバックスイングでしょう?

 

言葉の通りに受け取れば、

 

後方にスイングするです。ボールを飛ばす方向と反対側にスイングするです。

 

ゴルフクラブをバックスイングしてみましょう。

 

アドレスの位置から後ろに振るわけですが、なにもしなければ

このようにフェースのむきは変わらないはずです。

しかし、

何故か、こうなります。スイングプレーンとクラブの面が合うように、フェースが開きます。いや、ほとんどの人はフェースを開きます。

おいおい、一緒のことを言っているのではと思うかもしれませんが、上は「フェースを」ですし、主語はゴルファーです。

これは「フェースが」です。スイングの減速によって、スイベルの動きが出来るスイングであれば、「フェースが」とフェースが主語になるんですね。

後方から見るとこんな感じですね。フェースの開きにゴルファーが介在しないわけです。

 

まとめます。ゴルファーがクラブフェースを開くという行為は振り子でなく、ゴルファーが積極的に関与せずにクラブが開くことは振り子と言えます。

 

SWINGを調べてみますと、降るという意味もありますが、最初に揺り動かすとありますから、フェースを開くはスイングではないのです。私がその行為の名前をつけるのであれば、ムーブ トウ バックかリフト ア クラブなんですかね。

 

スイングすれば、正しい位置に勝手に動いてくれる便利な道具ということです。

 

次は、お待ちかねのインパクトの重心かな??