業者などの中国人が家に来る時、特に最初の頃。
業者が何言ってるかさっぱりわかんない(笑)
中国語の先生ってすごい綺麗な発音してくれてたんだなーと痛感する瞬間?!
いや、先生の中国語しかわからないんじゃん私、と痛感する瞬間(=_=)
だって全然わかんないんだもん
特に、オーナーや修理の人、根っからの蘇州人だったりすると、もうアウトですよ。蘇州弁、本当にさっぱりわかんない。
タクシーの運ちゃんが突然携帯で誰かと話し出す時のあの言語ですよ。歌みたいだったなー。どりゃーとか、デェーとか。(な訳ないけど)
なので、修理業者が家に来る時は、必ずメモ帳とペンを用意しておいて、何か話しかけられたら
「写一下!」 xiě yī xià
シエ イーシャー!!
これに尽きます!
意:「ちょっと書いて下さい」
発音不安でもメモ帳差し出せば絶対わかってくれるし。
でも、書いてもらったところで、読めない事も多々!(笑) みんな結構字が汚い。そもそも読み書きができない阿姨さんとかもいたりする。
そして、たとえ読めてもやっぱり意味わかんないことも多々。
でも良いんです。
後から見返して、先生に聞いたり、ゆっくり考えたらわかったり、この字はこれだったのか!ってなったり、「あのおっちゃん、あんなデェデェ言ってたのに、こんな簡単な事言ってたんだ?!」 って事も多々。
でも、こちらのレベルを汲み取ってわかりやすく言ってくれる中国語の先生より、本当のローカルの中国人が発する中国語を知るのも、勉強になります
で、こないだの、お風呂修理のとき。
中国では、業者が、業者のくせに、必要な道具を持ってこない事がよくあるんですけど、
お兄ちゃんに突然言われた
「ジュエンツーある?」
じゅ、ジュエン ツー?
ジュエンツー、
ジュエンツー、、、
なんだ??聞いたことない。
ほんならいつものね、「写一下」
書いてもらったジュエンツーは
これでした。
「巻尺」
ジュエンツーねー!!
ハイハイハイハイ!
あるよ あるある!
こういう時、中国語って便利!
見たらわかるんだもん!
これが韓国だったらこうはいかない。
そして巻尺を持って来た私に、なぜかお兄ちゃんびっくりしてる。そして発した一言
「お前、漢字読めるんか?」
ええーー!!
日本人が漢字使うこと、知らんかった!
そっかあ、
私も無知過ぎた大学時代、
韓国人の友達から、北朝鮮の言語もハングルだって聞いて衝撃だったもんなぁ。韓国と北朝鮮が同じ言語だったなんて。
同じアジア人でも、自分の常識は相手の常識ではないんですね。
あ、ちなみにジュエンツーですが、
拼音だと juǎn chǐ なんです。
本来なら、ジュエンツーじゃなくてジュエンチー。
中国語の先生情報ですが、蘇州弁だとhを発音しない人が多いんだそう。
だから、juǎn chǐ が juǎn cǐ となる。
そうか、だから、エレベーターで乗って来る人に、
「あ、これ上いく??」 って聞かれるとき、
「上吗?」 shàng ma?シャンマ?のはずが、「サンマ?」って聞こえるのか!と解決
「狮山路」 shī shān lù も、「スーサンルー」って言うタクシーの運ちゃん多くないですか? hが抜けて、sī sān lù になってるからだそうですよ
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では今日は、娘と作ったケーキ持って、
W父の日してきます