溜まりに溜まったパンフレットの整理をしました。
その中に同期と1期下の後輩たちの卒業公演のパンフレットを見つけたわけです。
私は中退したので卒業公演の舞台には立てなかったのですが、観には行ったんですね。
卒業公演ということで講師陣からのメッセージも載っていました。
読んでいて泣きました。
自分でもびっくりです。
もちろん全ての講師の言葉に、ではなく、尊敬する恩師の言葉に、です。

あの時とは違う道を選択した今の自分が読んでも心を揺さぶられる言葉に(書いてあるのは演じることについての話なのに)、本当の師というものに出会えたのだなと思うと込み上げるものがありました。

私は恩師の目がとても好きでした。
あんなにキラキラとした子供のようで、それでいてとても色っぽくて、厳しくて、優しくて、深く、温かい眼差しを持つ人を私は他に知りません。

どんな状況でも、辛くても苦しくても、飛んで行ってしまいそうなくらいに幸せなときでも、いつでも恩師の目を真っ直ぐに見つめ返せる自分で在りたいと。そう思います。