平行に戻ってゆく 線を
嘆くことは ない

例えばいつか 笑い合ったこと
そのとき 渡し合ったもの

その為に 互いの線は交差して

そこからまた 何かを
どこかに 運ぶため

ただ それを 繰り返す
歩みを止めず その先に 先に

これから 出合う何かに
息を吹き込むために