マリーローランサン展 | plink*plank*plunk

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おさんぽ、本、映画について書いていきます。60年代のフランス、アメリカが好き。古代より近代史、夏より冬、パンよりご飯派。自由と平穏、地中海に憧れる平成生まれ。

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マリーローランサン展に行ってきました。@府中市美術館

遠くて!びっくり。府中駅からちゅうバス(100円)に乗っていったんだけど府中とか行かないからバス停探すのだけで大変だった~

結果ローランサン展よかった!!!
ローランサンて幽霊みたいな血の気のない女の人の絵だよね~なんか中身とかなさそう~(失礼)と思っていたんだけれどぶらぶら美術館という番組で見てからなんか違うんだな!と思って…あと知らない人のブログでも見かけていいな~と思ってついに重い腰を上げました。

ローランサンは洗濯船というアトリエでアポリネールと憧れのカップルみたいなかんじだったんだけどアポリネールのドロボ~騒ぎで破局して31歳のときにドイツ人と結婚するの。でも戦争が始まってスペインへ亡命するのです。

その結婚したときの絵が暗すぎる!顔は濃いめのグレーで挙げ句の果てには馬になっちゃってるし。
でもその後の馬と一緒の絵とかは好きだな~。40代の絵がよかったな~。




ローランサンは線をなくそうと挑戦していて、その後ほんとにちゃんとなくなってローランサン・スタイルを確立したと思う!すごいよね!努力と探究心の成果!


ここらへんが円熟期。色がね~パソコンの感じとか印刷の感じとかと違うの!ほんとに!ほんものは!この下の絵は接吻っていうんだけど今まではパステル調だったけどこれは黒も使った作品てきなことが書いてあった。ローランサンが黒を使うとベロアの生地みたいでいいね

あとバレエ「雌鹿」の舞台美術のスケッチも飾ってあってそれもよかったです。プーランクとローランサンなんて素敵ね。絶対行くでしょ。バレエ。



この鳩の絵好き~↓



これは展覧会にはないけど↓このアポリネール激似!笑 うけるわ~

ローランサンはアポリネールにもらった手紙を死ぬまで持ってたんだって。素敵でしょ!そりゃあもう歴史に残る詩人だもんね。素敵やわ~。アポリネールのことがほんとうに好きだったんだね。