こちらでは皆さま、お久しぶりです。

久しぶりにameblo書きに来ました。

そう、いつもの演奏会レポートを書くためです。


大学の同級生である吉元貴弘さんが編曲・指導・指揮をしている「松戸シニアアンサンブル アモーレ」の第8回定期演奏会を聴きに、松戸市の森のホール21に行ってきました。

同じく同級生であるみいあさんとも久々に会えて、お昼やお茶のおしゃべりが楽しかったなー。


松戸シニアアンサンブルは、発足から16年。メンバーほぼ変わらずとのことで、そういえば私も最初の頃の演奏会から聴き続けてきたんだっけなと時の流れを感じたりして。なかなか感慨深いです。


プログラムは以下の通り。


第1部:

ポピュラー名曲集

編曲 吉元貴弘


1. ルビーの指環


2. オリビアを聴きながら


3. ワインレッドの心


4. 組曲「宇宙戦艦ヤマト」~序曲~宇宙戦艦ヤマト~大いなる愛


5.映画「追憶」~メインテーマ


6. 映画「黒いオルフェ」〜カーニヴァルの朝


7. 映画「007」~メドレー


(休憩20分)


第2部:

クラシック名曲集

1. ヴィヴァルディの「四季」による合奏組曲

原曲:A.ヴィヴァルディ

編曲:吉元費弘

  1. 春
  2. 夏
  3. 秋

2. スラヴ行進曲

作曲:P.I.チャイコフスキー

編曲:吉元貴弘


↑プログラムの写真をスマホで撮ったら、テキストを認識してクリップボードにコピー出来るのね。それをペーストしました。今のスマホカメラの技術凄い!!


第一部前半のプログラムは、私達世代もかつてテレビなどから耳にした懐かしの歌謡曲など。改めて音楽的に分析されて演奏会のプログラムになると、こんなにも緻密な作りで美しい楽曲だったのかと魅力再発見出来ますね。

「ルビーの指環」「ワインレッドの心」のベースライン、リズムの絡み合い方、ギターソロのカッコいい奏法など…とても難しい譜面になっただろうことは容易に推測出来ますが、そんな曲の良いところが存分に表現されてます。

「オリビア」「ヤマト序曲」のフルート他の音色の美しさも耳を引きました。

「ヤマト」のメインテーマの堂々たる響き、勢いのある演奏が心に残りました。


海外のポピュラー名曲から

「追憶」の前半、弱音側に心を砕いたダイナミクスの付け方がとても素敵で、そこからの盛り上がりそして静かに収まるエンディングまでのバランスの良さが光りました。

「黒いオルフェ」ではやはりテナーサックスのソロ!艶のある音色でメロディの色気をおしゃれに紡いで下さいました。

「007メドレー」はキーボードの活躍で、全体のサウンドがオーケストラの響きを実現していて素晴らしいです。どのパートも演奏とても難しいのではと感心しきりでした。コンガ、大活躍でしたね。会場の隅々まで軽快な音が届いていました。


第二部

ヴィヴァルディの「四季」組曲

聴きどころを抜粋した、吉元編曲のワザが光るここならではの組曲。

「春」Fl.Vn.Keyのソリスト達の大健闘。さりげなく「春の小川」の旋律が仕込んである遊び心満載の楽しい編曲。

「夏」気怠い夏の雰囲気と、後半の激しい嵐のコントラストが明確。

「秋」これすごく素敵なアレンジ。1楽章と3楽章のいいところが綺麗に繋いであって好きですね。

「冬」こちらも凍てつく雪と氷のモティーフ(ジャカジャカするとこ!)で暖炉のそばの場面(フルートのメロディ美しかった!)を挟んだ形式がとても演奏効果が高いなと思いました。曲の魅力がサクッと伝わるなあと。


「スラヴ行進曲」

かつて吹奏楽の指揮をしていた時の思い出が色々ある曲なので、細かい所までじっくり味わいながら聴いちゃいました。

この編成だからこその強弱の作り方、じっと耐えてからの高揚感。もの悲しい民謡の旋律も綺麗だけど、実は「タッタカタ、タッタカタ」で支えているパートが結構重要だったりとか…そして最後のロシア国歌の旋律はあまり吠えたて過ぎず、芯の通ったフォルテ。さすがの大人の落ち着きを感じました。

いやはや、練習とても大変だったと思うんです。皆さんで心を合わせて、大きな建造物が組み上がるようなエンディングまで集中した演奏を聴かせてくださって、本当にありがとうございました。


アンコールにはゴッドファーザーを。ちょっとホッとしたような、でも最後まで全身全霊の演奏。会場は大きな拍手に包まれました。


今日は昨日の猛暑も少し収まって、たくさんのお客さんが会場にいらしていました。今日の素晴らしい演奏、団員さんの真摯に音楽に向き合う姿は多くの人の心に何かを残したことでしょう。

吉元さん、皆さん、お疲れ様でした。また美しい音楽を聴きに出かけることが出来たらうれしいです。


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