家族そろって過ごした数日 | ぽふのあの足あと

ぽふのあの足あと

K家の愛犬ポッキーとフランとのあの記録とK家の日常

愛犬もいつかはいなくなってしまうと頭ではわかっていたつもりでした。

 

でも、本当にその時が来ると混乱してしまって

 

冷静ではいられなくなる。

 

何事も経験しないとわからないのだ

と思いました。

 

 

 

脳腫瘍とわかった日の夜。

 

主が来てくれました。

 

フランをみた瞬間の主の

取り乱しようと言ったら・・・

 

前回会った時には元気だったのだから仕方ない。

 

私から状況は聞いていたとはいえ、目の前でまったく動かなくなってしまったフランを見て混乱するのも当然だと思います。

 

なんでこうなった。

 

今、どんな状況?これからどうすんの?

 

死ぬの待つだけなの?

 

って一気に詰め寄られ、そんなこと聞かれても私だってわからない。

 

だから何度も大変な状況だと電話したじゃない。

 

いつもとは違うって言ったじゃない。

 

って腹が立ったけど、

泣きじゃくる主には言えなかった。

  

 

その日の夜から、

主と私の間にフランのベッドを置いて

みんなで並んで寝ました。

 

いつでもフランが見えるように。

 

呼吸が変わったらすぐに気づけるように。

 

相変わらず全く動かないフラン。

 

ごはんを食べなくなって3日経った。

 

時々、寝る向きを変えてあげた。

 

 

翌日から主がいるので、安心して仕事へ行けた。

 

2時間おき位にフランの様子を

ラインで教えてもらった。

 

大丈夫そうなら残業もした。

 

ここ最近はポッキーの件とフランの件で休みがちだったので、仕事がたまっていた。

 

しかし水、金曜と主に任せて、

安心して仕事ができた。

 

木曜日は在宅にした。

 

主は3日間付きっきりでフランのお世話をした。

 

お水を飲ませたり、薬を飲ませたり。

チュールあげたら少し食べたよとか

 おしっこ出たとか

うれしい報告があったりした。

 

昼間は安静に寝ていることが多かった。

 

ただ夜になると呼吸が乱れる。

苦しそうに泣くこともあった。

 

 

7月29日(金)

 

久しぶりにうんちがでた。うれしかった。

 

しかし、夕方には吐いた。

 

夜中から2~3時間ごとに吐いている。

 

いよいよなのかと覚悟を決めた日。

 

 


フランにはお花が似合うね💐