今日は、生徒から辛らつな言葉を受けたときのことを書こうと思います。
このことは、こうしてブログで発信していくことをずっとためらっていたのですが、
実際に、教員の一番の苦しみは このことなので、定年まで5年を切った私は、そろそろこのことも書いていかなければならないと感じました。
私自身、この32年間の教員生活を振り返ってみると
「生徒の言葉」、これが最大の苦しみでした。
生徒の言葉は
最大の癒やしであると同時に
最大の苦しみです。
ただ、このことを語る前に最初にお伝えしたいのは
どんなに辛らつな言葉を生徒が発しても、どんなに暴力的な言葉を生徒が投げつけても
生徒は悪くありません。
子どもは勝手には悪くはなりません。
私自身が離婚を経験し、その時、我が子がとても不安定になりましたので、このことは肌で実感しています。
確信しています。
辛辣な言葉、暴言は生徒のSOSです。
けれど
だからと言って生徒の言葉で傷ついた自分の心を放ってはおかないでください。
傷ついた教員の心もSOSを送らなければなりません。
どうか誰かに苦しいと伝えてください。
必ず分かってくれる人がいるはずです。
私は同僚に聞いてもらっています。
同じ職場に分かりあえる人がいなくても、別の学校にはいるかもしれません。
アンテナを立てて探してみてください。
もしもどこにもいないと感じているのならば、そんな人に向けて私はこれを書いているのかもしれません。
届きますように。
このことについては、とてもたくさん書かないとならないので、また書きます。