中野剛志、日米中関係を斬る! | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

ポン吉のブログー反TPP宣言ー

安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。

【東田剛】あ~最悪。日米と米中の大きな差。

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/06/12/korekiyo-48/

↑詳しくは本文をお読みください。


↓赤字、青字が本文の抜粋です。




<日中の米国の扱いの差については>

TPPでは、周近平が情報提供を求めたら、オバマが応じて、情報提供のための公式協議の枠組みができることになりました。

日本は、「聖域なき関税撤廃を前提としない」とか当たり前の事だけ確認して、何の情報ももらえないまま、三日間の会合に出るためだけに事前協議で降りまくったのに・・・

2月に安倍首相が交渉参加の意思を伝えてきたのは、オバマには意外だったそうです。米側の圧力というよりは、日本側から進んでTPPのお土産を持参したということだったようです。




とのことですのでつまり比較すると

●日本
2月の日米首脳会談は、日本側から懇願して一回断られ、再度お願いしてやっと実現

夕食会なし

事前協議で譲歩しまくって、情報は一切もらえず、勝ち取ったのは三日間の交渉にでるだけ。(しかもこの三日間は900ページある書類を読むのに充てられるため、実際にはほとんど意味のないものとされています。)



●中国
米中首脳会談は、米側からの提案!

夕食付きで合計八時間も話し合い、ノーネクタイの首脳同士の一時間近い散歩もあり!

なにもしないで情報提供のための公式協議の枠組みをゲットだぜ!


というわけで日本はアメリカに非常に軽く見られているということがわかります。さらに安倍政権は交渉力が皆無だということです。





<さらに安倍総理の発言については>

でも、安倍首相は、こう言い放ちました。「時には、国論を二分するようなこともあるでしょう。TPP交渉への参加を決定した時も、そうでした。しかし、私は、成長のために必要であれば、どのような「岩盤」にも、ひるむことなく立ち向かっていく覚悟です。」

TPP反対派は「TPPは成長のために必要ではない」と主張していたのに、それに聞く耳持たず、邪魔な「岩盤」扱いし、あまつさえ「立ち向かっていく」と敵視すらしています。
そこまで言うかねえ。




このブログでも取り上げたTPPに関する安倍発言も批判しています。やはりあの発言は安倍信者以外は誰がどう見てもTPP超推進発言ですよね。

関連記事↓
確定!安倍総理は筋金入りの新自由主義者2




<そして三木谷問題については>

そもそも、安倍首相は、何が「成長のために必要」なのかを分かっているのでしょうか。
例えば、医薬品のネット販売の解禁なんて、「成長のために必要」ではないでしょう。医薬品の需要が増えるわけではないのだから、単に、利益が薬店から楽天に移るだけです。下手すると、雇用が減りさえします。もちろん安全の問題も検討しなきゃいけない。
では、なんで決めたのかと言えば、三木谷社長が「産業競争力会議の議員を辞めるぞ」とごねたからだそうです。

何だよ、三木谷には、ひるんでるじゃん。




さらには医薬品のネット販売の解禁は楽天が儲けるためとばっさり!





<そして日米二国間協議については>

ちなみに、次期USTR代表のフロマンも「粗悪な協定を結ぶよりは交渉決裂の方がましだ」と超強気ですから、こんな調子じゃあ、フロマンにもひるむに決まっています。



次期USTR代表のフロマン氏の発言はここ2、3日このブログでふれている日米二国間協議の危険性に絡む話です。「日米二国間協議をアメリカの満足の行く形で実行しなければ、TPPに日本を参加させない。」ということです。

これを聞くとTPP不参加になるんじゃないか?ラッキーじゃん、と思えそうですが、問題なのは安倍総理がTPPマンセーでなにがなんでも参加したがっているという点です。そこをアメリカに見透かされて完全に足元を見られているわけです。一体どれだけ譲歩するか分かったもんじゃありません。

さらに内田聖子氏のブログによるとTPP交渉は難航しているかもしれないとの情報もあります。TPPが万が一、空中分解した時を考えてアメリカは日米二国間協議を仕組んで来たのではないでしょうか?

ともかく、TPPの危険性は勿論まだありますが、それよりも日米二国間協議の危険性の方が現在では上回って来ているかもしれないのでは?と思えてならないのです。



関連記事↓
日米並行協議の危険性

米国業界の極悪要求(日米二国間協議)






●今日の一枚
今日の一枚はNumber Girlの「NUM-HEAVYMETALLIC」です。

NUM-HEAVYMETALLIC
このアルバムはナンバー・ガールの中で一番好きですね。初期の頃のピクシーズっぽい曲調とは違いますが、それでも好きです。ライブも凄い迫力です。




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