国家にみる左派(革新)と右派(保守)
http://ameblo.jp/ponkiti-2013/entry-11562675163.html
以前のこの記事で自由と平等に触れましたが、もう少し深く掘り下げたいと思います。
フランス革命は自由、平等、同胞愛の元、それまでの伝統や歴史を断って築き上げた革新の左派運動です。一方、イギリスは歴史や伝統を重んじ、国王を抱く右派の国です。そして、アメリカはそのイギリスからフランスの手を借りて独立した左派国家なのです。
アメリカの共和党はフランス革命の精神の自由を強調した政党です。一方、民主党はフランス革命の精神の平等を強調した政党です。この自由と平等は相反する考えです。自由に特化しすぎれば平等が失われます。自由を突き詰めれば新自由主義になり、格差社会を生み出します。ところが平等を突き詰めれば共産主義・社会主義になり、個人の自由が奪われます。
最近新自由主義と共産主義・社会主義が似ているという意見がありますが、それは元々新自由主義も共産主義・社会主義もフランス革命の精神を元にして歴史や伝統を断った左派のグローバリズム(インターナショナリズム)によって世界をひとつの思想(システム)に統一する事を目的としているからです。それは自由を基盤とするか平等を基盤とするかの違いに過ぎません。
アメリカを右派の国とみるのは間違いです。自由主義を保守思想とみるのも間違いです。元々、アメリカは歴史も伝統もない人工国家です。親米保守なんて始めから存在し得ないのです。抵抗せずアメリカに付き従っていけば、歴史や伝統をかき消され自由と平等のみが押し寄せて来るでしょう。そうなれば、もはや日本は消えて無くなるしかありません。
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