●消費税10%への引き上げ判断「12月ごろ」 官房長官
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL25H5N_V20C14A7000000/
このニュースを受けて「まだ決まったわけじゃない!安倍さんはまだ判断していない!」と強がる安倍信者もまれにいますが、仮にまだ判断していないとしてもその事が実に不味いのです。
●個人消費、反動減続く 家計調査5月8.0%減
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2700D_X20C14A6EAF000/
家計調査の実質消費は、 東日本大震災があった2011年3月(8.2%減)以来の落ち込みだった。1997年の前回増税時は駆け込み消費の反動で4月に1.0%、5月に2.1%落ち込んだ。今回の減少幅は4月に4.6%、5月に8.0%で、落ち込みがきつい。
色々な経済学者や評論家達も口を揃えて非常に不味いと言ってます。東日本大震災以来の落ち込みと言うのも衝撃的ですが、大方の予想は5月はある程度持ち直すのではというものだったそうですが、実際には5月の方がへこんでいます。
●政府経済見通し 消費増税は無理筋だ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014072302000118.html
以下引用
最近の経済指標を前回消費税増税があった一九九七年時と比べると、完全失業率・有効求人倍率を除いて軒並み悪いのである。GDPの六割を占める個人消費は、総務省の五月の家計調査でみれば前年同期比8・0%減と激減した。増税前の駆け込み需要、その反動減はともに九七年時より大きい。
設備投資は四、五月と二カ月続けて大きく落ち込み、設備投資の先行指標の 機械受注が五月に前月比19・5%減であることから、先行きも期待できない状況だ。
引用終わり
◆機械受注とは
「電力」「船舶」を除く「民間需要」の設備投資の機械の受注の事です。実際の納品は数ヶ月後におこなわれるため、将来の景気の動向を探る指標になります。数値が良ければ景気は上向き、悪ければ下向きです。
このことから先行きも暗いようです。なので現時点でも消費税の10%への引き上げは本来はあり得ない判断なのです。それどころか大規模な景気対策を打たないとかなり不味い事になりそうです。ですが、世間の反対を押し切って増税した安倍政権にはそれはできません。このまますっとぼけて10%まで増税するに決まってます。
さすがに不味いと感じ始めた安倍信者達はTwitterなどで奇妙な反応を見せています。
「あ、安倍さんの悪口を言うな!ま、俺は安倍支持でも反安倍でも無いけど。」←安倍支持を表明するのが恥ずかしい
「安倍叩きをしないとフォロワーが減るから必死(笑)!」←安倍が人気が無いと認める
随分、時間がかかりましたが、情勢は変わりつつあるようです。しかし、ここまで来るのに大ダメージです。
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