バレンタイン。
どこぞのメリーチョコレート社のおかげで、日本ではすっかり「チョコレートの日」になっているけれど、海外のバレンタインは、チョコレートなんて一切関係のないただの恋人の日。
タイだと、男性から女性にバラの花を贈ったりするそうな。
もらったとき、ないけど。
どうせもらえるなら、バラよりも実用性のあるチョコのが嬉しい。
だから、日本みたいな「バレンタイン商戦」って、タイにはあまりないのです。
が。
ここ数年、セブンイレブンなどをはじめ、バレンタインに合わせたチョコレート売り場が少しずつ増えてきているように思います。
西洋文化を取り入れて日本の文化に仕立て上げたものを仕入れたタイの新しい文化。
聖バレンタインさんわっしょーい!をする仏教国っていうだけでもカオスなのに、日本オリジナルアレンジのチョコ文化まで取り入れちゃうタイの懐の深さには畏怖の念を抱かずにはいられない。
海外在住とは言え、日本のバレンタインチョコ文化に馴染みまくっているので、毎年何かしらの手段でチョコレートを仕入れています。
そしてここさいきんのバレンタインは、
タイのチョコレート専門店である
「Duc de Praslin」で調達しています。
バレンタイン仕様に大変身した商品ラインナップとデコレーション。
何度も言うけど、バレンタインにチョコレートを贈るのは日本だけの文化。
それでも、バレンタイン前日は、多くの乙女たちがチョコレートの選別に訪れていました。
女子校に通う女学生さんたちの姿もチラホラ。
あらあらまあまあ、どこぞの殿方に贈りあっちゃうのかい?愛を伝えちゃうのかい?キャーステキ
だって売り場には、こんなにもハートが溢れているのだもの。
どでかいハートチョコの塊を贈って、愛の大きさを証明しちゃうのかい?キャーステキ
アレコレと物色し、私はバレンタイン限定のマカロンを買うコトに決めました。
マカロンって、なんかこう、女子力の権化ってカンジじゃない?
しかもバレンタイン限定デザイン。可愛い。
てなワケで、買い占めました。
マカロン24個。買い占めました。
いや、買い占めたほどではないけど。
期間限定で発売されていたのは、6種類のマカロン。
ライチマカロン
ローズマカロン
ラベンダーマカロン
ブラウンシュガーマカロン
ストロベリーヨーグルトマカロン
ブルーベリーチーズケーキマカロン
(写真撮り忘れた)
…あれ?
よく考えたらチョコが微塵もなくない(◎・ω・◎)?
各40バーツ≒150円。
お店にお願いすると、1個ずつ個包装もしてくれるので、バラまきにはもってこい。
チームメンバーには、少しだけ奮発して、別に用意しました。
ピンクと紫が可愛い
120バーツ≒430円。
日本とあまり変わらないか、少し安いくらいの価格感かな?
それにしても、完全に義理の買い方。
数と見栄えと金額だけで選びました、みたいな。
そこに愛はつまっているのかと言うと、これっぽっちもつまっていない。
しいていうなら、アガペー。
基本的に贈りつけるのが好きな性格なので
こういう文化は嫌いじゃあないです。
でもやっぱり、どうせ贈るなら本命がよい。
去年は3月に一時帰国だったから、日本方面にもギリギリで義理れたけれど、今年は5月以降だからなあ。
今更ながら、郵送で送りつけておけばよかったぜー。ちぇー。
そんなバレンタイン前夜のおはなし。