お盆前でラジオ出演や取材が続いています。
OBSラジオ、車椅子アスリート「廣道純のネバーギブアップ」に出演
三和酒類さんの取材記事の撮影会の様子(大分合同新聞掲載)
このような場面で、とても重要な役割を果たすのが「ディレクター」です。
昨夜FM大分の「ハイカラ食堂」に出演した際、ディレクターの力量について感じるところがありました。
FM大分の長寿番組「ハイカラ食堂」には、創業間もないころから15年以上通って(出演して)います。パーソナリティも、飯塚恭子さん、田口永依子さん、現在の大久保愛理さんと、、、歴代全員が才能ある話し手ばかりで、毎回、リラックスしてお話ができています。
昨夜は約30分間、お盆のオードブルのこと、チキン南蛮の秘話、最近いも天の人気がすごいこと、お盆の家族の集まりの意味などを大久保さんの軽妙なリードで実にスムーズに気分よく話すことができました。
これらの内容の打合せは、最近の私の場合、番組開始30分くらい前からの雑談の中で自然に決めていきます。多分、出演者によっていろんなパターンがあるとは思います。いずれにせよ最終的に決めるのは番組ディレクターで、本番中も、ここぞというときに流れをつくるアドヴァイスをするのがディレクターです。
ハイカラ食堂のディレクターは、担当して11年目の女性です。実は、私は彼女が新人のころから知っています。昨日の仕事ぶりを見ていて、「安定感抜群になったな~~」「11年という時間軸の重さだな~~」とつくづく感じました。
私が感じた「安定感」とは
①必要最小限の発言で番組をまとめる。
②あとは、場の雰囲気をよくするだけ。
以上です。
打合せ中にいも天で盛り上がる大久保さん(上)とディレクター&AD(下)
さて、昔(昭和までか?)はさんざん使われたのに、最近使われなくなった言葉があります。
「君には10年早い!」
仕事は知識だけではダメ!経験が不可欠!本物になりたいなら慌てず時間をかけ身につけなさい!頭でっかちの若い層(新人)への教訓で使われていました。
(平成に入り)パワハラが問題視され使われなくなったのでしょうが、他方、この言葉を自信を持って言えない上司が増えたのも一因にあると思います。
ハイカラ食堂11年間でプロの仕事術を身に着けた彼女なら「10年早い!」を堂々と後輩に伝えられのでは?と感じました。
彼女は、㈱オーティスの衞藤沙希さん。(平成生まれの)素敵な女性です。