2024年が幕開けしました。今年も、経営者の目線でおもしろいブログをマイペースで発信していきたいと思います。

 

 

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昨日3日が初仕事でした。本部に届いた年賀状の中に、12/25に他界した石塚さんからの年賀状が含まれていました。

 

 

毎年恒例「もらった人が飾りたくなる」次元の芸術的な賀状です。

 

手にした瞬間、不思議な感覚に襲われました。

 

これをいつ描いたのだろうか?いずれにせよ、病床で体がきつい中で作成したのは間違いない。もしかしたら、死期を悟っていたのかもしれない。いや、たぶん、自身の余命を感じながら投函したに違いない。石塚さんはそんな人だ。自身の死後に届く年賀状に想いを馳せる私たち(親友)の顔を想像して出したに違いない。

 

「これは天国から届いた年賀状だ!」

 

このはがきは私にとって一生の大事な宝物、「永遠の石塚さん」になっていくでしょう。(もしかしたら、このようなことまで想定していたのかもしれません)

 

 

 

 

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4日、取引先各社が年始の挨拶に来社してくれました。

 

その中の1社(地元テレビ局)が自社パンフレットを持参してくれました。その中の社員紹介コーナーにおもしろいメッセージがありました。

 

 

大先輩からのお言葉「明日備」

あそび?深いなぁ

 

 

「売らずして売る」(モニター画面)

”令和の師”の金言は深い

 

 

実はこの二方と、昨年11月に会食した際、「格言をなにか・・・」とリクエストされ、おいしいお酒でいい気分だったので調子に乗って、揮毫(?)した言葉が「明日備」と「売らずして売る」でした。

 

「明日備」の方はもうすぐ定年退職で、リタイヤ後の人生を思案中とのことでしたので、江戸しぐさの言葉が浮かびました。粋な江戸っ子は、仕事を終えた午後からは、長唄、三味線、はたまた算術などを習いに行っていました。遊びは太平の江戸町民にとって明日に備えるためのしぐさ(習慣)でした。

 

「売らずして売る」の方は営業のトップを担っています。このフレーズは当社の「令和の商人道」の冒頭の句です。マーケティングとは、水を上から下に流すような状態をつくること。決して下から上に持ち上げるような”営業”はやってはいけない!のメッセージです。

 

このように本当に(!)パンフレットに使っていただき、恐縮至極です。

 

2024年、今年も人との縁を大事にしつつ、おもしろい年にしていこうと思います。