「脱プラスティック」
ところで、なぜやるのでしょうか?そもそも、なにが問題なのでしょうか?
●プラスティック海洋廃棄による生物被害
●プラスティック燃焼廃棄によるCO₂発生
以上がその答えです。
すこし考えれば、プラスティック自体が悪者でないことがわかります。プラスティックを「捨てること」が問題の本質であることがわかります。
ならば、「我々にもできることがある!」と考え、はじめたのが当社の「脱プラスティック」の活動です。
↓2021.2.3 日経新聞に取り組みを掲載していただきました。
具体的取り組みは以下です。
①ほぼすべての容器を環境配慮型素材に変える
②プラスティックトレイのリユース
を3年前にはじめました。
①は、事業主である我々が単独でできることです。が、②はお客様の協力が必要です。
約3年間、ポイントカード(↓)で②リユース活動を推進してきましたが、なかなか広がりませんでした。
で、今月4月、閉塞感を打破すべくキャンペーン(↓)をはったのであります。
お客様が持ち帰り容器としてエコトレイを選択するのではなく、エコトレイ入りのセット商品を販売し、「強制的に」エコトレイを使ってもらうように仕向けたわけです。
実は、このエコトレイ、リユース以外にも重要な「効用」があります。
「おいしさ」が長持ちするのです。
持ち帰り時の揚げ物の蒸れが大幅に軽減され、サクサク感やクリスピー感が持続されます。
キャンペーンをスタートして約10日が経過しました。
↑の報告のように、利用や返却(リユース)が行われ始めています。
私は、脱プラスティックやフードロス削減の活動は、政治や行政が旗振ってやる”仕事”でなく、家庭、学校、職場、お店などの小さな単位が意識を共有し行う”習慣”だと考えます。この意味で「一隅を照らす」の表現がぴったりな企業活動です。
当社のファミリーは、この3~4年で大きく意識が変わりました。「一隅を照らす」明かりはお客様を通じ今日もお店の周りで広がっています。