この犬は、パピオンの店内でせまいケージに入れられたまま
この後、衰弱し死んでしまった。
(病院には連れて行ってもらえない。)


東京都昭島市のペットショップ パピオンについて、
ひどい、どうにかしたい、と思ってくださった方は、
以下のフォームから、ご意見を送信していただけたら、
嬉しいです。

都民の声課 
東京都の施策や職員の対応についての要望・苦情のページと
環境省の環境政策に関するご意見 MOEメールです。
私は、パピオンの動物たちのおかれるひどい状態の訴え、
動物たちの救出、パピオンの動物取扱業登録の停止と
無資格のフィラリア注射の調査のお願い、を送りました。

都民の声課 都政に関する提言・要望等を送るページ
http://www.metro.tokyo.jp/POLICY/TOMIN/iken.htm

↑クリックで別ウィンドウで開きます。
都民の声総合窓口に入ってください。

MOEメール 環境省の環境政策に関するご意見ページです。
https://www.env.go.jp/moemail/
↑クリックで別ウィンドウで開きます。



少し前の事になってしまうのですが
昭島市の動物保護団体、RJAVさんが主体になって
パピオンを虐待で刑事告発する準備を進めていました。
告発文は、弁護士さんに頼んでヒナ型を作製したりしていました。
そしてRJAVさんが、昭島警察に、
告発の相談をしていたのですが 相談の段階で
「不受理です」
と、通達されてしまいました。

理由としては「都がもう動いているから」
なのだそうです。
なんだか、よくわからない理由なのですが・・・

推測ですが、動物を殺戮して血祭りにあげる、くらいの事でないと、虐待とはならないようです。
(実際、動物を血祭りにしても、所詮 器物損壊程度なので
 たいした罪にもなりませんが・・・)


その後、パピオンの元従業員さんとコンタクトが取れ、
店主がフィラリアのワクチンと注射器・注射針を所持し
客から1回5000円を取って、ワクチン注射を行っていると聞いたので 昭島警察へ、通報しました。
これは、獣医師法違反で、逮捕にあたるからです。
6月には、港区のペットショップで、獣医師資格を持たない人間が
フィラリア注射を行った獣医師法違反で逮捕されています。
昭島警察の方は、元従業員さんにも連絡を取り、話を聞きました。


しかし昭島警察からは
「愛護センター多摩支所へ通達しました」と
連絡が来ました。
「? 何故、愛護センターへ? 
 警察は捜査しないのですか?」
と聞くと、
「警察は、捜査できません。愛護センターは、ペットショップへ行けます。
愛護センターから捜査してくれと連絡が来たら、捜査できます。」
(正確ではないですが、だいたいこんな感じの事を言っていました。)

うわー、マジか。
ダメだろ、多分。と思いました。
愛護センター多摩支所は、今までパピオンと なあなあ
グズグズべったりの関係で大甘です。
今まで、ほとんど何もしてきていません。
言っても無駄だろう、と思いつつ
「愛護センター多摩支所は、何もしないと思いますよ。」
と言っておきました。


4つ前の記事

パピオンのフィラリア注射

http://ameblo.jp/poptail9/entry-11928783693.html

で、6月に港区のペットショップが
無資格でフィラリア注射を打ち、獣医師法違反で逮捕されたニュースについて書いていますが、
記事に所轄と警視庁の生活環境課、とあったので
後日、 警視庁生活環境課に電話をしてみました。
「昭島市のパピオンについてなのですが」と言うと
「あっ、そこ・・・昭島署から連絡が来てますね」

おや、なにか動きがあったのかな?と思ったら

「愛護センターに、通達をしたけど、なんの返答もないので
 困っている、と報告がきています。」

すごいな!
愛護センター多摩支所、すごい対応です!
さすが!としか言いようがありません!
さすがの、パピオン愛護センターです!

警視庁の方と、少し長目にお話させていただき、
色々と聞きました。

港区のペットショップは、やはりフィラリア注射をしたという
証人が、最初から複数いたので、逮捕に持っていけた、
との事でした。
やはり、元従業員さんの証言だけでは無理なようです。
(薬剤と注射針の保管場所も伝えましたが・・・)

警察が捜査するには、裁判所から捜査令状を
発行してもらわなければならない、
それには、裁判官を納得させるだけの物証を
まず、揃えなければならない。
それが、フィラリア注射をした、という証人で
複数人、注射も複数回でなければ、厳しい。
裁判官を納得させるためには。

等、非常に丁寧にわかりやすく説明してくれました。


警察は、権力が強大なので、こういう間に裁判所をはさむ、というシステムになっている、というのは理解できます。

でも。証人が出てこなかったら
パピオンのフィラリア注射は、逮捕されず
お見逃しの、お目こぼしの やり逃げになるのですよね。

雲をつかむような話ですが、証人が出てきてくれないものか、と思います。


現在、パピオンには都が対応しているらしいです。
都が、パピオンをどうしたいのかは、よくわかりませんが
とにかく行政はパピオンに優しいので(動物には厳しい)
今後もずっと営業させるつもりかもしれません。
次回の登録も、平気な顔で更新させるかもしれません。
(練馬区の田柄ペットショップも
 ひどい劣悪環境なので、登録を更新させないよう
 5000人もの署名を集めて提出したにもかかわらず
 全く無視され、登録が更新された、という
 経緯があります。)

田柄ペットショップを潰すために動いた方達にも色々、お話を伺いましたが
「何年もかかりますよ。長期戦ですよ。」
と言われています。
本当に、そうだと思います。


警察の方は
「悪い事をしている人間は、できるかぎり逮捕したいですから」
と、言っていました。
警察の方は、すごく感じが良かったです。
話も「はあ?」と思うような変な事は全くありませんでした。
(愛護センター多摩支所と話していると、「はあ?」と
 思う事ばかりです。)


パピオンで、動物にフィラリア注射をした、
した人を知っている、という方は
昭島警察署の保安課に、是非 通報してください!
よろしくお願いします!
昭島警察署 0425-46-0110