ウサギと猫を平気で隣り合わせのケージに入れ、展示するパピオンの店内。猫はウサギのケージに手を入れ、ちょっかいを出す。
異様な光景と言わざるを得ません。
私のブログをみて、パピオンの様子を知った方たちからは
「これ日本なの？中国とかじゃなくて？」
「え？しかも昭和40年代とかじゃなくて今現在これなの？」
「しかも東京！？ どこか僻地とかじゃなくて！？」
という感想がたくさん寄せられました。
とにかくパピオンは衝撃的な存在です。
私は昭和生まれで地方の田舎育ちですが、
こんなに汚く臭く動物の扱いがひどいペットショップは、
見たことがありません。
（昔は、パピオンのようなペットショップはあったよ、と言う人がいますが私はここまでの店は見たことがありません。）
こんなペットショップが40年以上も
こんな調子で（以前はもっと凄かったそうですが）
行政からもお墨付きをもらい
堂々と営業し続けていられている事に、
本当に驚きと怒りしかありません。
外から見たところ、特にパピオンに変化はありません。
店主は、店はずっとやりつづけるとの意志を見せていますし、
今後も動物は仕入れると伺わせる発言をしています。
つまり、何も変わってはいません。
第1種動物取扱業登録も、そのままです。
行政からしたら、収入減を奪ってしまう事になるので
おいそれと強い指導が出来ない、という考えなのだと思います。
それは当然だと思いますが、次の点を考えて欲しいと思います。
まず、パピオンの生体販売は、本当に収入源たりえているのか？
私が昨年5月に初めてパピオンに行った時に見た動物が
そのまま今現在もいます。
少なくとも1年以上の在庫です。
私が昨年見た時点で成体だったので、店に何年いるのかわかりません。
つまり売れない在庫を抱えており、食費、電気代その他の維持費がかかり続けているのです。
（病院にはつれていきませんが、これが経費節約って事でしょうか。）
売れない理由は、店があまりにも汚く臭いのと、
もうひとつ
価格設定が完全におかしいからです。
通常、ペットショップは小さいうちは強気の高値ですが
成長するにしたがって人気がおちるので価格は下げていきます。
安くして、売り切ろうと努力します。
パピオンは成長しきった猫に、10万円前後という価格をつけています。
正直「真面目に売る気があるのか？」と思いました。
そして店が大変に汚く臭いように、動物たちも特に目のまわりが
とても汚く目やにや耳あかがこびりついています。
汚れが手入れされた痕跡は全くありません。
ケージに長年閉じこめられ、走ったこともないでしょうから、運動能力や精神面も心配です。
10万前後で買おうとは、とても思える状態ではありません。
ですから当然、売れるはずもなく、同じ動物がずっと店にいます。
動物を抱え込んでいる支出ばかりかさみ続けています。
（元従業員の方に聞いたところ、動物はほとんど売れていない、との事でした。）
パピオンは、動物の取り扱いをやめたほうが
支出が大幅に減りますよね。
店主は「この店は、もうけようと思っていない、趣味でやっているんだ」
と言っています。
趣味が公開動物虐待、って事なのでしょうか･･･？
動物の価格はありえない高値。
ぶっちゃけ、ボッタクリ価格です。
悪徳業者だと言わざるを得ない設定です。
（アニマルホーダーなので、わざと買われないような高値をつけているのでは？という意見がありましたが、買いそうな人にはとても積極的に売り込んできます。 ですのでアニマルホーダーではないと、私は思います。
このボッタクリ価格で売れればもうけもの！という一発逆転思考であるのでしょう。）
本当にパピオンには生体を扱う事をやめてほしいです。
行政には、絶対にパピオンにはもう
動物を扱えないようにしてほしいと思います。
今後も見守りながら営業させ続ける、などというのは
本当にやめてください。
それから今後、新しく生体を仕入れる事も
絶対にやめさせてください。
お願いします。
本当にお願いします。
みなさんも、行政への訴えに、ご協力いただければと思います。
東京都動物愛護相談センター多摩支所
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/shisetsu/d_tama.html
管轄・監視第一係
東京都福祉保健局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/index.html
管轄・環境衛生課
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/joho/soshiki/anzen/eisei/
都民の声課 東京都の施策や職員の対応についての要望・苦情
http://www.metro.tokyo.jp/POLICY/TOMIN/iken.htm
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