初めて来られた方は、一番最初の記事 2014年5月22日
http://ameblo.jp/poptail9/entry-11857375833.html
こちらもご覧ください。

現在、業務停止中で営業中のパピオンですが、
業務停止は5月20日に終了します。
5月21日から、どうなるかはわかりません。

パピオンの業務停止処分のニュースを聞いて
「たった1か月!?」と驚いている方も多いと思いますが
実は、業務停止1か月、は、かなり長いのです。

1か月もの、たっぷりの時間を与えて
行政は店を改善指導させるつもりです。改善指導が成ったら、めでたく営業再開です。
その営業再開へのハードルは、とても低く設定されているようです。

パピオンには、夏、大量に動物が入荷します。
理由は、以下になります。

パピオンの動物の仕入れは、他のショップとは少し違います。
パピオンは、あるショップから(ペットショップA、とします)
売り時を逃して、ちょっと大きくなった子、
ひざがオカシイ、等の何らかのトラブルがある子を
仕入れます。
(仕入れ値は相当な安値であると思われます。あるいは逆に「引き取ってくれる料」をもらっているかもしれません。)

ですので、何の品種がはいってくるかは、わかりません。
ペットショップAの寄越してくる動物しだいなのです。
パピオンの店主と話した方は、「○○って犬はいませんか?」と聞いて、店主が「何の品種が入ってくるかは、わからない」という返答を聞いた方もいると思います。 
こういう理由だからです。


そして、犬猫の譲渡会を行っている方は、よくご存じだと思いますが、夏は犬猫の譲渡数がガクンと減りますよね。
ペットショップも同じで、夏はガクンと売上が下がります。

なので、夏は売り時を逃した子が、大量に出て、不良在庫となります。
新しい子犬子猫を仕入れたい、ペットショップAは、
半端に大きくなった子たちをパピオンに流します。
ですので、パピオンにとって、夏は大量入荷する季節なのです。

3月に、私はパピオンの店主と話をし、その時店にいた猫を見せてもらいましたが
「大人ばかりですね。子猫はいないんですか?」と聞くと
「子猫は、夏だね!」
と言われました。

行政はパピオンに「世話のキャパシティオーバーな動物を仕入れないように」、と言ってはいますが、これには全く強制力はありません。
店主が仕入れたいと思ったら好きなだけ仕入れることが出来ますし、実際 仕入れるでしょう。
これを止める法律は、ありません。
動物取扱業登録が、行政から与えられているから、
仕入れるのも、店主の好きなようにできます。

ちょうど、業務停止処分が明け、営業再開の流れになれば、パピオンはもう店からあふれんばかりに動物を仕入れるでしょう。
店主と話していても、夏への意気込みが非常に強く、感じられます。


ここからは、仮に、の話です。

パピオンが営業再開したら、どうなるか?

1か月の業務停止期間後、行政が合格を出して
パピオンが営業再開するとします。

1か月もの改善期間を与えて、
低いハードルで改善した、とみなされ、営業再開になったパピオンは、もう無敵です。
夏には、店からあふれんばかりの犬猫を仕入れます。

合格しているので、それ以前のような行政のチェックは行われず、店は以前どおりの劣悪環境に、確実に戻るでしょう。それもすぐ。

2年後の登録更新も、当然のように申請するでしょうし
行政は立派に改善して、営業再開になったパピオンの登録を拒否する材料がありませんので、申請は通ります。

パピオンの地獄絵図は、これからもずっと続きます。

仮の話は、以上です。


数十年以上(30年以上前に、すでにひどかった、との報告もあります)、ひどい状態で営業し続けてきたパピオンが、たった1か月の指導で、問題のない、マトモな店になるのでしょうか?


苦情、意見先
東京都動物愛護相談センター多摩支所
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/shisetsu/d_tama.html
監視第一係←ここがパピオンを担当しています。