徳島県の、動物取扱業登録取り消しの例です。

◆平成22年に徳島県で同様の条件で劣悪ペットショップを
異例の速さで行政処分そして解決しています。

職員の方は「動物の救出」を第一に動いたそうです。



2010年7月9日15時19分 読売新聞

犬を劣悪環境で飼育、ブリーダー登録取り消し

 繁殖用に飼っている小型犬約70匹の管理が不適切だったとして、
徳島県は8日、徳島市 昭和町7のブリーダー
「ペットショップ八光」=高島明代表(82)=に対して、
動物愛護管理法 に基づいて
動物取扱業者の登録を取り消す行政処分をした。

 数年にわたって定期的にケージの掃除をせず、
劣悪な環境で小型犬を飼育していたという。
取り消しは最も重い行政処分で、
環境省によると全国初。

 県によると、県動物愛護管理センターが3月中旬、
「異様な鳴き声がする。動物虐待では」
との通報を受け、業者宅を立ち入り調査。
施設内にチワワ、シーズーなど小型犬約90匹が
ケージで飼われ、それらの床には汚物が積もり、
犬も汚れていた。

 業者は2007年の登録時は30匹を飼育。
当時の県の立ち入り検査では、問題はなかったという。

 県は、同法に基づいて改善を勧告したが、
業者が改めないため、6月17日に業務停止を
命令。業者は犬の譲渡を進め、
6月末現在で67匹に減ったが、飼育環境は改善しなかった
ため、登録取り消しを決めた。
取り消し日から2年間は再登録できず、営業できない。

 県は「犬たちを劣悪な環境から一日も早く助けたい」といい、
犬を保護して同センターに一時 収容する予定。
犬の清掃や健康診断、飼い主探しに民間団体や県獣医師会の協力を求めて
いく。県内のほかの登録業者にも、緊急立ち入り検査を行っている。

 環境省は「二度と同じような違法業者を出さないためにも、
厳格な対応が必要。県の処分は 適切だった」と評価している。
(2010年7月9日15時19分 読売新聞)


動物取扱業の登録取消について PDF

https://www.env.go.jp/council/14animal/y143-07/mat03_1.pdf



 環境省は「二度と同じような違法業者を出さないためにも、
厳格な対応が必要。県の処分は 適切だった」と評価している。

との事ですが、パピオンに対しては、生かされませんでした。
非常に残念に思います。
このことは、環境省にも訴えていきたいと思います。 


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