ぽるぶら Yoshiのブログ

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  恐ろしいことに1年ぶりのブログ投稿になってしまいましたが、そもそも芸能人でもない私のブログが更新されなくても世の中になんら影響はないのですが、もう二年以上も現地に赴けない中では、なかなか興味を持っていただける記事は書けません。そんな中で今日は前在ブラジル日本国大使の山田氏の講演をオンラインで聞く機会がありました。ご本人はご記憶ないかと思いますが、2019年、アマゾン日本人移住90周年のイベントで、ベレン、トメアス、マナウスとギターを持って故郷ツアーの方々とご一緒した時に、イベント会場でご挨拶をしたことはあります。今回は退任後の講演でしたが、現役の頃から山田大使の分析は、日本でメディアが垂れ流す一方的なブラジルのイメージとは違う現実がきちんと分析なされていて、非常に価値のあるものでした。

 

  日本でも朝日、毎日、NHKとメディアが左寄りで政権批判一辺倒ですが、ブラジルのメディアでも同様のようで、ボルソナーロ大統領のことを極右と呼んでは、改革の邪魔をしています。コロナは風邪!発言は日本でも報道され、世界中で批判の的になってしまいましたが、事実がようやく一部でも伝わるようになった今では、あながち間違ってはいないのではないでしょうか?また、実際にはコロナ対策は日本よりも厳しい措置をとっていたわけで、印象操作の典型です。数々の改革を進める矢先に起きたコロナ騒動、それに乗じた政権叩き、日本に限らずどの国でも同じようなことがあります。

 

  特に欧州勢がこぞって批判した環境問題、当の欧州は、森林を破壊し産業一辺倒で走ってきたくせに、お前らには言われたくない!と言うのがブラジル人の心情のようです。ここはさすがに外務省にいた方が語らないでしょうが、森林破壊の裏側はアマゾンに大量に眠る地下資源の争奪戦にあり、ペトロブラス問題同様に、ブラジルの資源はブラジル人には掘らせない!この不文律はいまだに生きているようです。ニュースでアマゾン森林火災が大騒ぎの頃に少なくとも三回はアマゾン上空を私が飛んでるから言うわけではないですが、自国の国の大統領が自国の領土の資源をどう管理するかは本来は勝手なはず、それは許さぬという勢力がメディアを使って邪魔をしていると私は考えます。

 

  ブラジルのトランプと呼ばれていましたが、先の米国の不正放題、毎度票の数え直しが語られるような大統領選挙でもわかるように、民主的な選挙をしているようで、メディアが主導権を取りながら、コロナを利用して世論誘導をしていく…オールドメディアの終焉は見えてはきているが、SNSもトランプのツイッター削除で見るように、偏向どころか胴元が支配ができてしまう…世界は大変な時代になりました。ブラジルの大統領選挙には、汚職でつかまった前大統領が優勢と言う、普通に考えると不思議な情勢ですが、グローバルは無法地帯、清廉潔白、しゃくし定規な国際分析では世界で商売はできないということでしょう。現場に行けない辛さはありますが、山田氏の講演は貴重な情報収集の機会にはなりました。