究極の「百聞は一見に如かず!」南米初のオリンピック開幕! | ぽるぶら Yoshiのブログ

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  一夜明けても余韻がまだ残っていますが、ブラジル出張の機会を贅沢にも利用させていただいてリオの予定をいれましたが、直前までは開会式に行こうとは考えておりませんでした。それでも日本で報じられるリオ五輪の悪評は目に余るものがあり、ブラジルに携わるものとしては、どうしても現場を知っておきたいと言う思いが強くなり、奮発して急きょ開幕式のチケットを手に入れました。


  16:30の開場と言うことで、お知り合いから紹介されたリオに留学中の女子大生と待ち合わせし、15:00には会場に行ってみたのですが人はまばらでした。が、ブラジルタイムと呼ぶのでしょうか、直前になって続々と来場者が並び始めました。19:30の開演までには、各々がビール片手にポップコーンをつまみ、いよいよカウントダウン・・・いきなり花火かと思いきや前置きは微妙に長く感じましたが、皆様がテレビで見たであろう決して派手ではありませんが優雅な開幕式が始まりました。


  開幕前は予算がない、反対のデモがある、治安は最悪と言われていましたが、確かにアメリカのエンターテインメントと比べるとゆるい感じがしますが、数々の趣向を凝らした演出は隣にいたブラジル人老夫婦が何度も歓声を上げ、そして涙ぐむほどに感動的なものでした。南米初のオリンピック、経済も政治も決してよくないブラジル、その中心都市リオで行われるオリンピックは、何系を問わずブラジル人には勇気を与えてくれるものなのかも知れません。


  各国の入場行進では、同じ中南米の国には一際大きな歓声があがりました。が、忘れてならないのは、アメリカ、フランス、イタリア、ドイツなど日本でも人気の大国を凌ぐほど、日本の選手団入場の際の歓声は凄まじいいものがあり、思わず回りの人にObrigado(ありがとう)と会釈してしまいました。205か国の参加と言うことですが、台湾はまだしも中国と香港が別枠なんだ?と改めて思いましたが、北朝鮮やシリア、さらに難民五輪選手団も参加するこの場所だけは、戦闘も罵り合いも本来は無用・・・やはりオリンピックは平和の祭典であるべきだと強く感じ、私もなぜか涙が溢れました。


  感動のシーンはいくつかの動画に納めましたが、一足先に会場を後にしたことで添付のような写真がとれました。百聞は一見に如かず!今日も最新の注意を払いながらも現場を見て回りたいと思います。