皆様、こんばんは。
本日、東京は夕方から肌寒いくらいでしたね。私はジャケットを着て出かけました。皆様も体調管理にお気をつけくださいませ。
さて、嬉しいことに、アロマセラピーは最近、流行っていますね。下の写真のような精油(エッセンシャルオイル)をお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、それは本当に精油でしょうか?
もしかしたらご自分で思っていらっしゃるものとは少し違っているかもしれません。
本日はアロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)の違いについてお話したいと思います。
安全にアロマをお楽しみ頂くために、大切なことですので、お付き合い頂けますと幸いです。
まず、精油とエッセンシャルオイルは日本語か英語かという違いのみで、同じものを指しています。
精油は植物の中に存在する「香を放つ物質」=「芳香物質」のみを純粋に抽出したものです。
したがって『100%天然』のものです。
アロマセラピーではこの精油を用い、アロマオイルは使用致しません。
『アロマオイルも100%天然ではないの?』
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、それは少し事情が異なります。
「精油(エッセンシャルオイル)」という表記は100%天然のものにのみ許されています。
逆にいえば100%天然でないもの、合成の香が混ざっている、または100%化学香料のものには「精油」という商品名は付けられません。
ですので、「アロマオイル」という表記になります。
お手持ちの小瓶の後ろについているラベルの「商品名」欄をぜひご確認してみてください。
これは精油がよくてアロマオイルが悪いということではございません。
これらは使用できる用途が変わってくるので注意が必要なのです。
まず精油もアロマオイルも「香を嗅いで楽しむ」ということを一番の目的とされると思いますが、こちらは両方とも大丈夫です。
ただアロマオイルはそれ以外の使い方はお勧め致しません。
一方、精油はその他に、お風呂に入れてアロマバスを楽しんだり、キャリアオイル(植物オイル)に薄めてアロママッサージを楽しんだりもでき、
精油の種類によっては、単に香を楽しむだけでなく、血行促進や筋肉の緊張をほぐすのを促してくれたりもします。
アロマオイルの場合はお身体に直接使用しても大丈夫という注意書きがなければ、そういった用途用には作られておりません。
したがって、お肌へつけた場合は、肌荒れなどの原因になりかねません。
お手持ちのものが精油なのか、アロマオイルなのか、またご購入の際にもどちらを選んだら良いのか。きちんと把握して楽しく、安全にアロマライフをお送り頂ければと思います。