子育てカウンセラー こしいしです。
ご存知かと思いますが
息子は とっても忘れ物が多かった。
ほんというと
「多い」といういるレベルではなく・・・。
本当に困りました。
忘れないように
色々手は尽くしてみたものの
一向に治る気配はなく。
本人が困らないので
母としては大変・・・困りました。（苦笑）
いまだから 笑えますが 当時は笑える話ではなかった。
学校サイドにも相談した。
先生から声をかけてもらったりなど
協力していただいたよ。
ある時息子が 黄色のお手紙を持ってきた。
それは授業参観のお知らせだった。
お知らせが届きにくい我が家では
授業参観に行きそびれることがしばしば。
先生が便宜を図ってくれて
彼だけ特別仕様の 黄色の色上質紙に 印刷されたお知らせを
持って帰ってきたのだ。
先生にあとから聞いたら
1度目は 他の子と同じタイミングで
普通の ザラ紙といわれるやや茶色のおしらせ
それが我が家につかなかったので
（案の定 机の中でくちゃくちゃになっていた・・・）
オーマイガット。。。。
先生が ２回目の配布は
特に目立つようにと 配慮してくださったようだ。
ありがたいやら なんだか 情けないやら
これは 小学５年生の時のはなし。。。。
５年生にもなって まだそのレベルか・・・。
低学年だったら許せる。
しかし 高学年なのに・・・と 息子に対して
情けない気持ちがして モヤっとした。
この子はちゃんと 社会で生きていけるんだろうか？と
かなり心配だった。
とにかくね。
そんな息子に目をかけて 黄色のお知らせをくださった先生。
ありがとうございます。です。
その先生は
息子の成人式に出席してくれて
「あの時は ほんと心配だったけど
成長した姿がうれしいよ」といってくれたそう。
そうやってお世話になったおかげで
今がある。
あの頃は
きっと先生も嘆いたことだろう。
あきれたことだろう。
でも そうやって 気にかけてくださったこと。
息子も私も 今も忘れていない。
先生。 あの忘れん坊の息子は
今は なんとか
社会人していますよ〜〜〜
お台場のホテルで 料理人として働いています。
忘れ物ばかりでこの子どうなるかと
みんなの心配をよそに・・・。
なるようになる。
大抵のことは心配しなくても
どうにかなる。
だからね。
心配しなくていいことばっかりなのよ。
それでも心配な時もたくさんある。
心配するのはママのお仕事なのかもしれないね。
不安もある。
この子 将来どうなってしまうんだろう？
不安だ 困った どうしよう 心配だ！
そんな風に心が騒ぐけれど
それを自分でしっかり抱えてみる。
あ〜私は息子◯◯なのが不安なんだ。
こうなりそうで 怖いんだ。
だからイライラするのだな。。。
そうやって自分と向き合って乗り越えていくのが
子育てなんだな〜と思うのです。
子育てって 不安とのおつきあいを学ぶことなのかもしれないね。
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