憧れの誰かにならなくても、何かを全うできなくても。
転んでも、後退しても。
貴方が、生きている事そのものが天への供養になる。
後悔が手放せなくて、自分を認められないなら、その肩に背負ったままでいいから、ただ生きてみよう。
見切り発車でいい。
何もかも途中のままでも、不完全なままでも、今朝、また目覚められた事だけで既に十分。
与えられた命で、その眼で見える貴方の周りに広がる世界が、厳しすぎるものなら、自分に優しく。
自分に厳しすぎる時、世界は貴方に厳しくなる、そうして貴方の内側を知らせてくれる。
無意識に自分をいじめている事に気付いたなら。
大切な誰かが昔、貴方にしてくれたように、今度は自分自身に優しさを。
ゆっくり。
ゆっくりでいい。
私は、本当の意味で「生きています」と。
そう天に伝えられる様に。