roses | どこで輝いていても。~風の声、光の声~

どこで輝いていても。~風の声、光の声~

心理学、脳科学、量子力学、哲学、
精神論、自己啓発を融合した essay。



綺麗だね。

息をのむ程に綺麗。

だけど貴方には、
刺さると、とっても痛い刺がある。
近寄れないほど痛い刺。

だけど、その刺を全身に持つ貴方だけが魅せる、可憐な花。

どちらも必要だった。

どちらが欠けても、貴方という人には、なれなかった。

だからね。

自分が嫌いなところも、好きなところと同じ位、可愛がってあげて下さい。

その瞳の奥に長い間溜めてきた怒りも

全てを溶かす様な、その優しさも

どちらも正真正銘の貴方に他ならない。

そのアンバランスさこそが。

その不完全こそが。

貴方の美しさ。

人が、貴方に引き寄せられるのは

そうであってこそ。

貴方の刺を毛嫌いせずにいて下さい。