全く「洋楽」に興味も知識もない私が
唯一知っていた外国アーティストで
唯一持っている洋楽CD
QUEEN「GREATEST HITS」
その価値を知らず20数年間も
何度か車が変わったとしても
高温になる車内のダッシュボードの上に
大切に:笑
置きっぱなしにされていたCDです!
でも、とっても大事にしていたからこそ
いつでも聞ける状態にしていたくって
いつも車に置いていたのでした。
なぜ、そんなに大事にしていたのか?
過去にその理由をmixiに書いていました!
(mixi懐かしい*^^*)
2011年4月21日の記事です
↓
もう何十年も前に私に
「ロックンロール」と言うジャンルの音楽を
教えてくれた根っからのロッカーです
しかも詩人で哲学的 。
Red WarriorsやBOOWY等
バンドの存在を知ったのもその頃。
私が失恋してぎゃん泣きしてる時も
黙ってギターを弾いててくれたし、
へべれけに酔っぱらって
パンツ見せてしまっても(笑)
絶対に見ないふりしてくれた良い人なのです!
(どれも懐かしい若気の至り)
でも、実は彼の素性を詳しく知らなかった事に最近気づきました
いつだって私は、「私、私」の自分勝手で、
彼はただ見守ってくれる兄のような友人でした
東京で音楽を極める為に札幌を離れると知って、友人と彼の自宅に行った時、
「思い出の品として好きなCDをあげるから持って行って」と言ってくれました。
膨大なコレクションの中から
私が選んだのがこの
QUEEN「GREATEST HITS」
洋楽には興味が無く
その時は QUEENさえも全然知らなくって
なぜこれを選んだのか?
全く覚えていないけど、
たぶんなんとなく…だった気がする。
きっと彼のお気に入りだったはずなのに、
その値もわからず軽〜く
「私、これ」と簡単にもらっちゃって、
今思うと本当に申し訳ないです 。
ただ、それ以来ずっと大事にしてきたのは間違いない
海を渡って内地にも来てるしね
(道民は本州を内地と呼んでいた)
へこんだ時も気分が良い時も
何度も何度も繰り返し聴いてきた。
彼がどこで何をしているか?
音信不通の数年の間も。
我が家の車に乗った事がある人は、
一度はこのCDを見たり聴いたりしているよね?
そのクシャクシャな笑顔や破天荒で妙に人間臭いところは見ててハラハラする時もあったけど、たった一言で人を納得させる素敵な感性の持ち主、彼も愛そのものです。
あっ、かなり酒浴びてるけどね。
地震の時、久々に「大丈夫かい?」と
一言をくれました。
彼とは思い出の方が多いから、
これからは今の事、明日の事、
未来に向けて…、
そして一体あなたは何者なのか?を、
お酒を酌み交わしながら
話すると楽しいだろうなぁ。
今日はその彼の誕生日
まだCDのお礼さえも
きちんと伝えていなかった。
もうあの頃の二十歳の私じゃないけど
おかげさまで幸せに年月を重ねた今の私で
タケダ君、CDありがとう
お誕生日おめでとう
思い出は大切に(*´-`)
でもQUEENのことは
それ以上興味を持って調べることもなく
ほとんど知らないまんま…
でも、1枚だけCDを持っているから…
仲間たちが映画を絶賛していたから…
唯一名前の知っている外国人アーティストだから…
そのくらいの理由で
すき間時間に映画館に足を運びました
(T^T)(T^T)(T^T)
後半から、ずっと泣きっぱなし(T^T)
こんなに、、、
こんなにスゴい人たちだったのね!!
フレディ・マーキュリーから生み出される
いろんなジャンルの曲調
マイノリティに関することも
その当時はなにかと狭かっただろうし
人種や出身が人生を変えてしまうほどの
時代があったことも知らなかった
知らないことがたくさんあったけど、
なにより、誰か1人が突出しているのではなく
メンバー全員が知恵を出しあって
作り上げていた「QUEEN」だったのが
感動だった~(T□T)
興味がなくても
どこかで1度は聞いたことがあって
鼻歌で全部歌えちゃうほどの「QUEEN」
当時のQUEENを知らなくても
本物のメンバーではない役者さんでも
あのライブは鳥肌が立ちっぱなし
胸に押し迫ってくるものがありました!
奥から沸き立つ振動を止められない!
泣きながら勝手に体が動いてしまう!
人が人を思う優しさと、
大好きなことで才能を出すって、
遠回りしても、どんなに弱ったとしても、
立ち上がってやり直せるんだなぁ
泣きすぎて腫れて
前が見えずらい目で余韻に浸りながら
そんなことを考えて帰って来ました
「観に行って良かった✨」
今年最後に
そう思える映画に出会えて幸せでした♡