センター内の階段を上がり
2階の部屋に
ぷりヨガ教室はありました
初めて体験に来てくださった時、
杖をついて
ゆっくりと
階段を昇ってきてくれたCさん
スラッとした立ち姿
透明感のある質感
穏やかな口調
「体力向上のため
ヨガに通いたいです。
筋力が落ちる疾患なので、
できない動きも
多くあると思います。
それでもいいですか？」
筋ジストロフィーの
お子さんがいて、
Cさんもお子さんを産んですぐに
同じ病気が発症した、
と教えてくれました
「このヨガ教室は、
どんな状態でも大丈夫。
この空間にいるときだけは、
自分の好きにしてていい場所。
みんなは動いていても、
休みたい時は横になって
呼吸に意識を向けていてね」
心からそう思って
皆さんに伝えてはいるものの、
１人だけ別なことをするのは
気が引けるかしら？
チラッとよぎった考えを
脇に置いてレッスン開始
進んでいくうちに
私のチラッと浮かんだ思いは、
全く必要がなかったことに
気づかされます！！
できる範囲で動いている。
そして、立ったアーサナの
段階に来たときは、
ゆっくりと
マットの真ん中に正座になり、
目を閉じて、
静かに呼吸を
繰り返していました
その１つ１つの所作が、
美しくとても自然体なのです
Cさんは、
私の言葉を素直に受け入れ、
自分の体の声を聞いて、
無理することなく
ヨガを楽しんでいました
「できないこともあったけど、
座って目を閉じていたら、
他の皆さんの呼吸が聞こえてきて、
それがとても心地よかった！
楽しかったです！！」
シェアタイムでの
Cさんの言葉
ストレートに響いてきて
泣きました(T-T)
ぷりヨガを立ち上げた当初から
掲げていた
「どんな人でも大丈夫。
誰でも
楽にできる、
楽になるヨガを、
一緒に楽しみましょう」
その通りね(^_^)vとでも言うように
飾らずその場にいるCさんと、
一緒にヨガを楽しむ生徒さんから
「今この瞬間を共に生きる」を
実際に見せてもらいました
改めて私は
「余計なものをつけずに
ただ純粋にヨガを一緒に楽しもう」
そう胸に刻んだ
Cさんとの出会いでした
「子供を、ベビーカーや
車椅子から車の座席へ移動する、
筋力と体力を維持したい」
そのCさんの願い、
きっとヨガが
手助けしてくれるね(^-^)
つづく
ぷりヨガレッスンメニュー
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