あなたは柔術に向きか不向きか | 東京荻窪の柔術スクールPhysical Space公式ブログ
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ありがたいことに、先月から今月は見学や体験にいらっしゃる方が多いです。
体験の方の中には2クラス連続で頑張る人、なんとか1クラスについていけた人、最初の準備運動や打ち込みで体力的に後半は見学になってしまった人…
ベーシッククラスは初心者にオススメしているクラスですが、それでも体力的に途中から見学…という人が意外といます。

新しいこと、ましてや格闘技を習うことには勇気がいることだし、体力もついていけるか不安な中で体験に来て、体力的につらくて途中で抜けてしまったら、「みんなは普通にやってることをなんで自分はできないんだ…」ととても悔しい気持ちになるかもしれません。

「やっぱり自分に格闘技なんて向いてなかったか…」
「まずは体力つけてからだな…」

きっとそう思うはずです。
しかし、私はそこで諦めて欲しくないのです。
初めて柔術をやって、うまくできる人もいればできない人もいます。体力のある人もいればそうでない人もいます。
私はプロ選手を育てようとしてるわけではありません。できない人をできるようにしようと日々指導しています。
向いてる向いてないなんてないんです。最初はまったくできなかったけどコツコツ続けて見違えるほど上達してる人はたくさんいます。それはその人がコツコツと練習を重ねたからなのです。向き不向きで柔術を習うことを諦めてしまうことは本当にもったいないです。

また、もう少し体力をつけてからやろうという考えも、考え直してもらいたいです。
例えば最初の回転運動や打ち込みでなぜヘロヘロになってしまうのか。それは、無駄な力が入っている、つまりうまく体を使えてないならなのです。決して体力がないわけではありません。
柔術ができるようになる体力をつけること(例えばスポーツジムに通う)に時間を割くくらいだったら、今の体力で柔術ができるように体の使い方を覚えることに時間を割くべきです。

いきなりスパーリングをする必要はありません。まずは準備運動ができるように、次に打ち込みができるように、そして最後にスパーリングができるようになればいいのです。強制なんてしません。

どんな人でも、やれば少しずつですが上達します。
せっかく勇気を出して柔術の体験をしに来たのであれば、たとえ最初はついていけなくても、自分を信じて頑張って欲しいと私は考えています。

大塚

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