M資金と黄金の国ジパング | 天下泰平

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〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜

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突如始まった、世界同時の株価急落。リーマン・ショックの話題をしてから早々、久しぶりに世界経済が少し騒がしくなっています。

「いよいよ金融崩壊が始まったか?」

そんな話題がちらほら出ていますが、確かに来月9月は、2000年ぶりに起こる連続の皆既月食の最後の時であり、この貨幣経済が栄えた近代を含む2000年の神との契約が終わることは、あらゆる旧時代の社会システムが近い将来に崩壊することを意味しているのかもしれません。

本来は金(ゴールド)の裏付けがあっての紙幣の価値ですが、今は流通している金の量よりも遥かに多くの紙幣を刷ってしまっているので、実際は紙幣の価値は現在の何分の一以下どころか、ドルに至っては紙くずといっても過言ではありません。

また、裏の金融世界の決算は9月末であり、毎年アメリカが9月末の裏決算の時に破綻するのではないかと噂されていますが、そろそろ本当に誤魔化しがきかなくて、実際には数京にも及ぶアメリカの借金の清算をする時期がやってくるのかもしれません。

幻のお金の時代が終焉を迎えることは、新時代を長く待ち望んだ人々にとっては支配からの解放のように思えますが、一方で生きることへの自立準備ができていない国、地域や個人においては、今のタイミングでお金の価値が消え、物資を入手することができなくなれば、支配から解放されても、どのようにして生きていくのか先が見えない展開へと陥ってしまいます。

そういった意味では、いきなり世界の金融システムがクラッシュするよりは、穏便にゆっくりとシステムが移り変わっていく方が、時間がかかっても大きな混乱は少ないように思えますが、これだけ世界中の借金が膨張してしまい、実態経済との辻褄の合わない金融システムとなっていては、よほどの手段を用いないと爆発寸前の世界経済を救うことはできません。

そこで世界中の投資家や裏世界の人々が世界経済を救うメシア(救世主)として期待しているのが、この黄金の国「ジパング」伝説の残る日本であり、いわゆる“天皇の金塊”とも呼ばれる隠し財産「M資金」の今後の行方であります。

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M資金
M資金(Mしきん)とは、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が占領下の日本で接収した財産などを基に、現在も極秘に運用されていると噂される秘密資金である。Mは、GHQ経済科学局の第2代局長であったウィリアム・フレデリック・マーカット(William Frederick Murcutt)少佐(後に少将)の頭文字とするのが定説となっている。その他にマッカーサー、MSA協定、フリーメーソン (Freemason) などの頭文字とする説などがある。
M資金の存在が公的に確認された事は一度もない。しかし、M資金をふくむ様々な秘密資金を詐欺で語る手口が存在し、著名な企業や実業家がこの詐欺に遭い、自殺者まで出したことで一般人の間でも有名になった。過去にはその被害を企業の不祥事としてフィクサーがぶち上げるケースもあった。逆に報道により実態をうやむやにするケースもあった。

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人類資金
1945年、敗戦を不服とする反乱兵たちが日本軍の秘密資金を持ちだしていた。総量600トンにも及ぶ金塊を回収しに来た笹倉雅実大尉は、この先、資本という怪物を相手に戦うことになると見据え、金塊を軍に戻さず海へ沈める。2014年、父と同じくM資金詐欺の道を進む真舟雄一(佐藤浩市)は、相棒の酒田(寺島進)といつものように交渉を進めようとしたところ、彼を追っている北村刑事(石橋蓮司)が現れる。逃げようとする真舟に石優樹(森山未來)と名乗る男が近づき、“財団”の人間が真舟を待っているので同行してほしいと告げる。日本国際文化振興会、前身は日本国際経済研究所というその“財団”の名は、何者かに謀殺された父が死の間際にためていたノートの中にあり、真舟自身も詐欺をするときに使っているものだった。M資金は実在するのか、実在するなら一体何なのか。真舟は石の言葉に導かれるように“財団”のビルへ向かう。そこへ、防衛省の秘密組織に属する高遠美由紀(観月ありさ)とその部下・辻井(三浦誠己)らが現れ、真舟を阻止しようとする。逃げる真舟と石に向かい、このままでは消されると忠告する。翌朝、真舟と石はあるビルへ向かい、そこで本庄一義(岸部一徳)と会う。本庄は、M資金を10兆円盗み出すことを真舟に依頼。報酬は50億用意するとのことだった。仮の名を“M”(香取慎吾)という真の依頼者も現れ、かつて日本復興のために使われたものの今や単なる投資ファンドになり下がっているM資金を盗み出しマネー経済の悪しきルールを変えたいと話す。カネでカネを買うマネーゲームが世界を空洞化させており、そんな世界を救いたいという“M”に共感する真舟。破格の報酬とM資金の正体を知りたいという欲求が合わさり、真舟はこの話に乗ることにする。現在M資金は投資顧問会社代表を務める笹倉暢彦(仲代達矢)が率いる“財団”によって管理されているが、その実権はニューヨークの投資銀行が掌握。M資金を盗み出すために、真舟らは世界規模のマネーゲームを企てる。そんな彼らは、先物取引で失敗し、財務操作を重ねて損失隠しをしている財団の極東支部となっているロシア・極東ヘッジファンド代表の鵠沼(オダギリジョー)に目を付ける。計画が順調に進んでいるように見えたが、たった一つミスをおかしたことから事がうまく運ばなくなる。そんな異常な動きをニューヨーク投資銀行のハロルド・マーカス(ヴィンセント・ギャロ)が察知し、すぐさま清算人(ユ・ジテ)と呼ばれる暗殺者を真舟や石のもとに送り込む。真舟や石は監視され、追い詰められていく……。

“天皇の金塊”「M資金」と聞くと、知っている人々の間では、もはや眉唾ものの代名詞の1つであって、今となっては「M資金などは存在しない」という説が一般的でありますが、自分知っている限りにおいては、この映画「人類資金」のような隠し資産は、決して都市伝説や詐欺事件だけでもなく、確かに現実に存在している資金だと思われます。

ただ、いわゆる「M資金」も幅が広く、最低でも1000億円単位で動く資金であり、また映画の中で出てくるような10兆円という数字は多い方でもなく、本当のM資金ともなれば兆ではなくて京(10000兆円以上)の金額が動く世界になってきます。

そんな表には出てこない隠し財産、裏の資金は確かに実在しており、そして噂の通り、それを握って管理しているのは、どの国でもなくここ日本であり、今後の世界経済の行方が日本にかかっているという噂もまんざら嘘ではないと思います。

とはいえ、この資金は一体どこの時代の誰のものであったかといえば、その歴史は数十年や数百年レベルの浅いものではなく、現在の日本が出来上がる前の時代にまでさかのぼるものであり、さらに深くさかのぼれば、現在の文明よりも以前の文明から引き継いでいる資金、財産であります。

長い歴史とカルマの清算の節目の時である今、古代より地球を統一していた黄金の国ジパングを目覚める時であり、新しい時代をより豊かな文明にするように水面下の世界ではせめぎ合いの攻防が繰り広げられています。

その行方次第によって、これから先の世界経済や金融システムの流れも大きく変わってくると思いますが、そんなに遠くない未来にある程度の方向性へと決着はつくものかと思われます。

いずれにしても、長い長い人類の支配と洗脳の歴史は幕を閉じ、お金によって生かされていた時代は終焉を迎えることになると思いますが、ソフトランディングで切り替わるかハードランディングで切り替わるか、そのキーマンとなるのは日本という国になりそうです。

そして、新時代の礎を日本が築き上げていく中、その新時代を生きる人々の生き方や文化を指導する役割が個々の日本人にあり、世界のモデルとなる国、世界のモデルとなる民族として、これから先の2000年の地球づくりを牽引することになっていくと思います。