その優しさが辛いのです | カッタカの知ったかZ

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冥府魔道の自転車道を、無人の野を歩むが如く逝く、漢カッタカのブログ第二部です。

先日のイベントでの出来事。
とある事情により、アウター縛りを余儀なくされたワタシ。

トレーニングの一貫として、重い枷を己に負わせた・・・

・・・ワケじゃありませんw

ある程度の脚力を鑑みてグループ分けされた当イベント、不幸な事にそのグループ内で最下位の脚力のワタシ。
普通に変速出来ても付いて行くのが辛いのに、脚力に見合ったギア比ではないので結果は明らかですw

ずっと付き位置で平地から緩い登りまでなら、なんとか騙し騙し行けるものの、インナーを使うような所では・・・

前走者との距離が少し開き、頑張って追いつき。
少し開き、頑張って追いつけず・・・
だんだんと前走者の背中が小さくなっていきます。

(こんな面倒を掛けたワタシを今まで引っ張ってくれてありがとう。)

幸い数分後方には、のんびりペースのグループが追ってきているのは確認済みのワタシ。
そちらに合流させてもらおうと決心し、前を見ると・・・

・・・アレ?

誰か居るばい?

ワタシが遅れたのに気付いた同グループのHさん、ワタシをグループに連れ戻す為に下がって来てくれた模様。

ならば、と頑張ってグループに戻るものの、変速出来るようになるワケではないので、また同じ展開に・・・


パトラッシュ、ボクはもう疲れたんだ・・・

再度小さくなってゆくHさんの背中に向かって心の中で、お礼とお別れを言います。
(Hさん、今度こそさようなら。今までありがとう)

・・・ん?
Hさん、コッチ見てます?

再度大きくなるHさんの背中・・・

つい、つい心にもない言葉がクチから出てしまいました。

「もう牽き殺されそうばい!!」

要救助者からの、あまりといえばあまりの暴言に

「なら、どがんすればいいとですか」

と至極当然な返答をしたHさんなのでしたw

この恩知らずと思われたら。

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でも・・・その気持ちも分かるよ。
と同感していただけるなら。


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