尼崎に向かう地下鉄で。
そういや仁さんカラオケでアジカン歌ってたなぁってiPod何気なく再生したら。
君の目にただ光る雫
晴天の霹靂
おいこら。分かってるならやめてくれよって。
まさに晴天の霹靂じゃないか。
まさか仁さんの為に喪服を着る日がくるなんて。
なんて考えながら地下鉄は御堂筋線でボロ泣きしてお向かいに座るカップルをドン引きさせました。
中嶋くんなんでそんなおもしろい顔ができるんやって。
「台本にそう書いてあるからほんとにそう思いながらやったらこうなる」
ってゆったら雷に打たれたみたいに嬉しそうな顔で笑って
「そうなんだよ。全部書いてあるよなぁ！」ってなんかめちゃくちゃ楽しそうやった。
もうこの世界のどこにも仁さんいーひんのやなぁ。
セレクションツアー、一緒にまわったんも本当に楽しかったなぁ。
東京の本番前にスタンバイしてたらちょっと遅れて仁さんやって来て。
わたしもうお化粧してたから外出れなくてお腹すいてるってゆったら買ったパン出してくれて。
「食べていいよ」って言って仁さんどっか行ったので。
2個あったパンの両方を半分ずつ食べたところで。
これめっちゃ美味しいなって食べてたら気づいたら一個と半分食べてて。
わたしが完食したリンゴのパンの方が食べたかったのにってこれはその後何回も本人から言われ続けました。
リンゴのパン食べさせてあげたかった。
ほんとごめん。
でもめちゃくちゃ美味しかった。
札幌のジンギスカンも、また一緒に食べたかったなぁ。
仁さんがなんでもかんでも褒めてくれるから、わたしはすっごく自信をもてたよ。
お姫さまみたいに可愛がってくれてありがとう。
わたしは仁さんにとっても楽しませてもらったよ。
仁さんはどうやったんやろう。
楽しい人生やったかなぁ？
最後は痛かったり、しんどかったりしたんかなぁ？
ほんと、わたしのまわりの楽しい演劇人のみなさんは。とくにおじさんのみなさんは。
お酒ひかえて。
健康診断いって。
体こわさないで。
ぜったい。
こんなに悲しいのもうほんと無理やから。
ところで仁さんカラオケでうたってたんフジファブリックやったかもしれん。
あと2時間半もすれば、35歳になるよ。
なんつー誕生日だ。