感情は浜辺に打ちつける波のように
何度も何度も繰り返し来ては引き
引いたと思ったらどっとやってきてー
という連続です。
いろいろなことをやったから
ヒーリングしたから、カウンセリングを受けたら
もう大丈夫！自分の感情はもう来ない！
....
と思っても、またいずれやってきます。
その度に嫌な気持ちになり
これまでやった全てのことは無駄だったような
そんな思いに駆られます...
なぜ感情はやってくるのか？
それを消そうとするからです。
怒りや悲しみや嫉妬や不安といった感情はとても不快なものです
喜んでそれを体感することはとてもできません。
変態でない限り...
だから感じなくしようとする
その感情をダメなものとないものにしようとする
そういう感情が出る自分もダメだと思う
その感情が生まれているのは自分だから
そんな自分を否定すると、その果てには苦しみしかなく
何も変わらないのですー
だから否定しないで受け止めて
その感情は理由があって生まれてくるんだ
人を妬むのも
怒りが止まらないのも
悲しくて仕方ないのも
不安で不安で眠れないことも
みんなその感情たちは悪くない
反応するのは理由がある
だからそれを理解しよう
人を妬むのは、自分が愛されない無価値な人間だと思うから
怒りが止まらないのは、理不尽な扱いを受けたと思っているから
悲しくて仕方ないのは、自分存在する意味を感じられないから
不安で眠れないのは、未来が怖いから
それをわからないで感情を無くすことなんてできない
わかることは、感情を感じ切ることとも違う。
感情を感じてどんどんその感情を出しても
一時的にスッキリはするけれど
またそれは出て来てしまう。
感情を親しいお友達だと思って
わかってあげよう。
怒りの場合は...
〇〇さんにどうしてこんなに怒るの？
〇〇さんにどうされたと思っているの？
何がそんなに嫌なの？
と問いかけることが第一歩。
〇〇さんがいつも馬鹿にしていると感じるから怒っている
というふうに思っている。
でも、実際それが本当かどうかはわかりません。
ただ自分が〇〇さんの態度や言動に反応しているだけかもしれない
つまり、
「人はわたしを馬鹿にする」
「わたしはいつも人に馬鹿にされる」
という思いがあるから怒りが湧いてくるのです。
わたしって、そんなふうにいつも思っていたんだ、
というのが感情の理由をわかること。
すると、それは本当なのかしら？
という疑問が出て来ませんか。
わたしはそんなにいつも人に馬鹿にされているだろうか
と問うと、必ずしもそうでないことがわかるでしょう。
馬鹿にされているというのは思い込みだったと気づくでしょう。
そっか！
実は誰もわたしのことなんて馬鹿にしてないんだ！
怒っていたのはただの勘違いだったんだ
ついそんなふうに反応してるだけだった..
というように、解決の道に行かないでしょうかー
感情の理由はほとんどが思い込みで
それはいま実際起きていないのです。
実際起きているように勘違いしてしまうのは
そういった経験をしたからです。
でも、いまは違う。
そのことに気づけば、もう怒る理由はないですから
感情は気づきます。
ぜひそんな感じで自分と対話してみてください。
難しい場合はぜひセッションを受けてみてください。
もっともっと自由になれる。
量子場調整®はそんなことをしています。
