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週刊少年ジャンプ連載15年の長い歴史に幕を下ろした大人気漫画
───『NARUTO』



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茂木も連載第一話から読んでいましたので感慨深い出来事でした。



15年ってすごいですよね。連載当初に生まれた子は今、中学生ですもんね。



最終話が掲載されたこのジャンプ↓



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茂木はジャンプが発売される月曜日に欠かさず読んでいるのですが、このジャンプが発売されたとき、読むのをなぜだか忘れてしまいまして、翌日の火曜にコンビニや本屋さん10件近く探しましたが、もう既に完売状態で。



(NARUTOの最期をリアルタイムで見届けることは出来ないのか……)



と半ば諦めていたところ、茂木に奇跡の発想が降りてきました。



それは



"本を買いに行ってはいけない"



ということだったんですね。それで早速、家の近くにあるスーパーのコープに行ってみたんですけど、



予想は的中しまして。



小さい雑誌コーナーにジャンプが一冊だけありました。



(神様、ありがとうございます!)



と感謝しながらジャンプを手に取った瞬間、背後からただならぬ殺気を感じて、

恐る恐る振り返ってみると、中学生の男の子が茂木の手にあるジャンプを凝視しているんですよね。無遠慮でした。ひたすらじーっと。



で、僕はもう大人なんでね。



(しょうがない、この少年に譲ってあげよう)



と思っていたら



レジでジャンプを購入している自分がいました。



無意識でした。今、思い返せば。雑誌コーナーからレジまでの道中、記憶がないんですよね。



───これは、人が熱いものを触ったとき、無意識にそのものから手を離す"反射"と同じで



捕らえた獲物(ジャンプ)を他の雄に横取りされないように働いた、茂木の野生の防衛本能、つまり"反射"的行動だったと説明出来ます───






ま、長い言い訳はこれくらいにして、正直に言いますと、




めっちゃ、読みたかったんですよ!





全く譲る気がなかったですよね。



「少年がかわいそうに。いい大人だろ。」



と言う方も多いと思うのですが、



この茂木、ある事実に気づいてしまったんですよ。



それは───



週刊少年ジャンプを読むとき、



誰もが



少年になるんです。



なので、大人だろうが子供だろうが関係ありません。



発売日の月曜の朝は、茂木も中学生もサラリーマンも一家のお父さんもみんな、みんな少年なんですよ。



だけど、やっぱりね。ここまで強気なこと言っておいてアレなんですけど、



あの少年の顔…今だに忘れられないです。
罪悪感半端ないわー。