ピンク色の青春。 | ソウシの補完計画

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先のブログでお伝えした、茂木の親友のりくん





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余談なのですが、



のりくんと茂木は今でもお正月を一緒に過ごすほどの仲良しで、クールで優しい彼は面倒見も良く、茂木のお兄ちゃん的な存在でもあります。



いつもお世話になっているのりくんに茂木は感謝してもしきれないくらいなのですが、ただ一度だけ、彼を呪ってやると思ってしまった事件がありました。



───それは、茂木が高校二年生のときです。



当時、茂木はバスケ部で、のりくんはサッカー部だったのですが、新一年生のかわいい女の子がサッカー部のマネージャーになりまして。



失恋中だった茂木のために、仲の良いサッカー部の友達がその女の子を紹介してくれたんですね。



で、まさかまさかの展開で話がトントン進んで、見事その子とお付き合いすることになりました。



その女の子は"超"がつくほどの積極的な女の子だったので、



茂木は大人への階段を一段抜かし、いや、ワープのような速さで駆け上がったのですが、



バスケ部とサッカー部はなかなか休みが合わず、デートする時間は限られていました。



ある日の日曜日。久しぶりに休みが合ったバスケ部とサッカー部。



当然、僕らカップルは朝から茂木の家で遊んでいたんですけど



だんだん良い雰囲気になってきましてね。



さあ!これから!という、まさに、そのときです。






ピンポーン
※玄関のチャイムの音






のりくん
「そうし、いるー?」






のりくんがまさかのサプライズで茂木の家へ遊びに来てしまったのです。



(なんてこった!これから僕らは、快楽の海へ身を委ねようとしていたのに…!!)



そしたら、彼女が僕に言いました。






「入れてあげないとかわいそうだよ!」






茂木
え?え?え?え?



入れるって?



どうゆうことですかーーー!?






───随分と積極的な女の子だったので、まさかとは思ったんですけどね。



何はともあれ、



バカな茂木のファンタスティックな妄想通りの展開にはならず、

彼女の言う通り、このままだと、のりくんがかわいそうなので、家に上がってもらい、茂木と彼女、のりくんの3人でお茶したんですが、



僕の大好きな雪印コーヒー牛乳を飲んだにも関わらず



あんなにまずいと感じたのは、後にも先にもこのときだけでした。
⚠︎良い子のみなさま、アポなし訪問には気を付けましょう。