どーも。


筆者の心のメインアンプであるこちら

'79のデラックスリヴァーブ。引越し後に電源を入れたらブーというノイズが鳴るばかりで、真空管がイッてしまわれたかな?あるいは故障か?という感じで修理待ち状態だったが、久しぶりに電源を入れてみたら普通に音が出た。何だったのだろう??


それにしても久しぶりに聴く美しい音色。今まで他人様のアンプも含めて、こんなに美しいクリーンサウンドのアンプは出会った事がない。このアンプをドライブさせるほどの大音量も現代では出す機会はほぼないだろう。デラリバといえはブラックフェイスばかりがもてはやされるが、あちらはウリの歪みやすさが諸刃の剣で、ボリュームを上げても歪んでしまって音量が上がらず、音も抜けずにボヤけてくる、、というのは納屋というか野外に近い環境で使った時の印象で、ライブハウスではマイクを立てるのでそこまで音量は上げないから問題ないとは思うけどね。シルバーフェイスは歪みペダルとの相性もよい。今はJC120とお友達になれたし持ち出して使う機会はあまりなくなってしまったが、やはり良いですな〜。ちなみに60年代のリヴァーブなしのデラックスアンプも弾いたことがあるがリヴァーブがなくても艶のあるよいサウンドでした。歪むまでは音量は上げられなかったけど。


昨今はこの辺の年代のアンプも高くなってしまいましたね、、

※※※※

一方、終結宣言をしたファズ探し。やはり思うようなものがなく扱いにくいので、筆者お気に入りのディストーションペダルで今後もやっていくのは変わりないが、思い立って再検証。ギターは'77ストラト、アンプはマーシャル。今回はJCM800コンボではなくstudio15。このアンプもフルチューブアンプ。パワー管はマーシャルでは珍しい6V6。ゲインノブがあってクランチ的な歪みは作りやすい。

ファズはダラスアービターイングランド、、となっているがジムダンロップの初期のゲルマニウムファズフェイス。JHF1だったかな?ジムダンロップだけど、このモデルはダラスアービターイングランドの表記なのです。トランジスタは一応NKT275の刻印がある。かつてはこのトランジスタも60年代の物と今の再生産品は全然違うとかどうだとか論争があったが、今やモノ自体がなくてこのトランジスタのファズはそもそも作ることも出来なそうだから今となっては貴重品かも。コントロールノブは筆者の趣味で変更している。


マーシャルとファズといえば間違いない組み合わせ、ファズはクランチしたアンプで使うと良い、などと一般に言われているが、どうもうまく鳴らせない。クセのあるマーシャルのEQとミドルの分厚いファズが相まってモコモコムームーして使いにくい。特にフロントピックアップは難しい。これはたしかヴィンテージのファズフェイスについてのどなたかの動画でもフロントは無理って言っていた気が。


そして筆者が最もファズにゲンナリする要因のラジオの受信。かつては朝鮮系、最近は中国語をよく受信していたが、この日はなぜか競馬関連。


しかし今回気づきが。


まずリード時に歪みをシェイプして音を前に出そうとオーバードライブを前段に配置してみた。これもファズにはブースターはダメみたいな話もあるが。でもそうすると、オフのままつないだだけでバッファーのせいか何なのか、ラジオの受信が減った。そしてファズフェイス自体のサウンドも使いやすくなった。


次はデラックスリヴァーブにつないでみる。ファズフェイスはマーシャルも同様だが、ボリュームマックス、ファズノブは全開より少し絞った状態。デラリバではクリーンなアンプだけに歪み量が少し物足りないが、こちらのほうがジミっぽいサウンドになった。


気づけば今まで上手く使えなくて放置状態だったこのファズだが、今まで弾いたファズで一番よい感触。自分が弾けてなかっただけなのね、、手放さなくてよかった、、

次にPedalPawnのファズもつないでみた。


しかしこちらはファズフェイス以上にラジオ受信がひどい。お手上げ状態。てかもうバンドを選べないラジオですよこれ。これだけで実用には出来ない。こちらもボリューム、ファズとも最大にしてつないだが非常に扱いにくい。しかしこちらはファズフェイスと違ってボリュームをマックスとかにしないで、普通のペダルのように原音と音量を揃えたくらいに絞ると素晴らしく歪む!すごい!良い音!スムーズ系のファズでは最高峰の部類だと思う。しかしいかんせんラジオ受信が残念、、前段にブースターをつないでも変わりませんでした、、


というわけでデラックスリヴァーブはもっと弾くことにする。


、、と思ったらまた気になるアンプが、、イカンイカン!


てなわけでまたー★