お疲れ様です。
筆者の大好きな「キングスマン」シリーズのマシューヴォーン監督の新作「アーガイル」が3月から公開されて、早速2日に見に行った!
一応気になって1日に見に行った人たちのレビューを見たら、マシュー監督やキングスマンのファンでも賛否が大きく分かれているようだ。
先に筆者の鑑賞後の感想を書くと、すごかった!楽しかった!興奮冷めやらないと言った感じ!
一見バカそうな雰囲気だけど、しっかりしたプロットの上に進行していくのを感じる。
アクションの見どころは中盤から。途中、誰を信じたら良いのか分からなくなるような展開も良かった。
そして、これはレビューでもあまり語っている人は居なかったけど、途中からの急展開、主人公が覚醒してからの金髪ボブヘア、サミュエルLジャクソンの登場など、、、これは筆者の敬愛するアクション映画の隠れた名作、いや怪作、レニーハーリン監督の「ロングキスグッドナイト」ではないか!!!
こちらはもっと前半と後半でまるで別の映画を見ているような気になるが。そのオマージュを感じました。
そして冒頭の寓話的なアクションシークエンス。ここが安っぽいという意見も多いみたいだけど、わざとそうしているのがわからないんだろうか??
ちなみに相棒の女性が射殺されるところは女王陛下の007、つづら折りの坂を黄色いミニモークで突っ切るのは007ユアアイズオンリーのシトロエン2CVとミッションインポッシブルの黄色いミニのイメージか。
裏の主役とも言える猫ちゃんは監督の猫らしいけど、とても可愛いかった。
アクションではダンスやスケートを取り入れた戦闘シーンで爆笑ポイントも満載。キングスマンの敵の戦闘員の頭がカラフルに吹っ飛んでいく芸術的シーンを彷彿とさせる。
またキャストたちがミスキャストだとかダサいとかって意見もあるみたいだけど、意図した演出、設定だと思います。主人公が太っているのもそうだし、昨今のルッキズム否定の流れもあるかも知れませんね。
エンドロールにはキングスマンファンが喜ぶ仕掛けも!
ともあれ大満足の快作で筆者的には満点です!
★★★★★
ではまたお会いしましょう!