お疲れ様です。


普段日本映画を観ることはあまりないのだが、先般のパーフェクトデイズなど、賞レースを勝ち取った作品になんとなく興味が湧いてこちらを観てみた。


ゴジラ映画って、70年代のミニラとかが出てくるやつをTVで観た程度でしたし、平成ゴジラなどは全く興味外だったのですが、今回はストーリーもよく、スピルバーグも3回観たという事で興味が湧いて鑑賞。


ヘタレな主人公が苦難を経て成長していくのも良かったし、ゴジラへの対応の描き方も良かったし、アカデミー賞をとったVFXも昔とは雲泥の差で、素晴らしかった。


ただ一点だけ、ヒロインが乗った電車がゴジラに持ち上げられて宙吊りになり、ヒロインが海に落ちるシーンがあるのだが、その落ち方、身体の形がいかにもスタンドイン丸出しで、これは他の部分が素晴らしいからこそ気になったのだと思うが、少し気になった。


でもそれは些細な事で、配役もよく、戦後に助け合いながら生きている人たちの逞しさも出ていた。でも必要以上に泥臭く描いてないし、こういった戦争が絡んだ映画にありがちな、興ざめしてしまうような政府批判描写や過度な反戦の主張も少なかったので純粋にエンターテイメントとして楽しめてとても良かったです。


しかし山崎監督、スターウォーズで映画に目覚め、子供の頃にゴジラ大好きで、それがゴジラの監督をしてアカデミー賞を獲り、スピルバーグに褒められるなんてさー!ホント夢のような成功ですよね!すごいなー!


★★★★


てなわけで賞レースつながりでもう一本アレを観る予定です。ではまたー★