ご報告「ちょび太の事」

ちょび太くんとコテツくんの里親Ｙです。

本日は久しぶりにちょび太くんの近況報告をさせていただきます。

実はちょび太くんに脳腫瘍が見つかりました。

３月中旬食欲が落ち、押入れ籠るようになりました。

これはいつも口内炎が悪化した時に見られる行動なので、あまり気にしていませんでした。

しかし、ステロイドと抗生剤の注射の為に動物病院に連れて行くと

「瞳孔はちゃんと縮瞳しますか？」と先生に聞かれ、

「縮瞳していたと思うけど・・・３日前に見た時は・・・そのあとはずっと押入れだったから」と私。

帰宅後注意深く観察していると、「走らない」「高所へのジャンプをためらう」など今までと様子が違う。

どうも、あまり目が良く見えていない様子。

ステロイドの注射を連日行うと左の瞳孔は縮瞳するようになり、右も少し光に反応。

眼科検査で異常がなければ脳の検査を行うことになりました。

しかし、検査待ちの期間に傾眠状態になり、食事だけでなく、水も摂取せず、眼より脳の問題を疑うようになっていました。

明日、脳の精査をお願いしよう、と思った３月26日の夜のことです。

寝ているちょび太くんの口が開いたまま閉じない！？

真夜中にネット検索。。。。。「呼吸は荒くないから肺の問題ではない」「涎などもでていないから口内炎が原因ではない」

「なんなんだ～わからない。でも、口開けっ放しで数時間。苦しそうでもないから救急ではないよなぁ、でも、急変の兆候だったら。。。。」

と結局27日深夜３時に救急病院に電話、受診することにしました（毎回真夜中にすみません）。

その日は胸のレントゲン検査、血液検査を行いましたが、特別異常見つけられず。

しかし、獣医師さんからは「確かに傾眠で、調子は悪そうです」と。

３月29日に脳のMRI検査、全身CT検査を行うことになりました。

すぐに脳に病変があることが分り、即日入院し、ステロイドと脳圧を下げる点滴を開始しました。

最終診断は大学に読影を依頼するので、１週間ほど時間を要しましたが、結果、脳下垂体腺癌（浸潤あり、悪性）でした。

部位的には手術ができないので、治療するなら放射線治療の適応とのことです。

放射線治療は新型コロナウィルス騒動で、藤沢市の六会にある日本大学が新規受け入れを停止しているため、麻布大学まで通うことになります。

かなり遠方になるので、受診の往復だけでもちょび太くんへの負担が大きいので即決できませんでした。

自分自身の父親も同じような位置に悪性の脳腫瘍ができ、放射線治療を行った結果（たぶん）延命はできたのですが、最終的には痙攣、嘔吐など苦しんでいました。

なので、正直、積極的に放射線治療を行いたい気持ちになれません。

幸い入院中の点滴治療の効果で、少し目が見えるようになり、食事も自分で食べるようになったので、４月４日一旦退院となりました。

ちょび太くんが苦しくないのなら自然経過を見守っていくという選択もありかなぁ・・・と今は考えています。

▼入院前眠り続けるちょび太くん

▼入院中3日目、自力で食事を食べ始めた。

▼退院、散瞳したままだが、うっすら周囲が見えるようになり、高い所にも上る。

ちょび太くんと一緒に穏やかな日々が少しでも長く過ごせますように・・・・

（by　RAIFスタッフＹ）

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