民の声新聞 -35ページ目

雨のカレーフェスティバル

横須賀と聞いて、「あぁ、カレーの街ね」と言ってくれる人はどのくらいいるだろうか。街おこしイベント『よこすかカレーフェスティバル2011』が8日まで、神奈川県横須賀市の三笠公園で開かれている。初日の7日は生憎の雨だったが、腹を空かせて会場に行ってみた。

事前に長い行列ができることは聞いていたが、雨にも関わらず混雑している。私が着いたのは既に13時を過ぎていたが、人気のあるブースとそうでない店がはっきりとわかれていた。長い列ができていたのは、牛タンカレー(宮城県岩沼市)、黒部ダムカレー(長野県大町市)、門司港焼きカレー(福岡県北九州市)。雨でなければ並びたかった。まだ明日もある。今日のところはあきらめた。

とりあえず、空いてるブースを選び「二十世紀梨カレー」(鳥取県鳥取市)をいただく。「私が作った梨が入ってますよ」と言うおやっさんには申し訳ないが、甘い甘い。次にいただいたのが「たこカレー」(千葉県いすみ市)。これは旨かった。やや辛口でタコが良い感じで潮風を吹かせている。列はできていなかったが、もっとアピール力があれば売れるはずだ。

戦艦三笠を右手に観ながらさらに奥に進むと、カレーバイキングエリアがある。これこれ。これを楽しみにしてたのだ。ここでは、500円を払えば、12あるブースの中から4種類のカレーを選んで食べられるのだ。
売り切れ店があったので選択肢は少なくなっていたが、なかなか楽しめた。強まる雨も気にせず、多彩なカレーを味わった。中でも、(株)ヤチヨのカレーは秀逸。濃厚で辛口。何杯でも食べられそう。非常に美味しくいただいた。
ただ、初めによそってもらえるご飯は決して多くないので、ルーばかり余らせてしまう大失態。明日は、こっそりご飯を忍ばせて行こう。あ、それは反則かな。

会場ではカレーだけでなく、「厚木シロコロ・ホルモン」などの全国ご当地グルメ、神奈川県内の物産のほか、福島県会津の野菜や酒を販売するブースも。
連休最終日の明日は天候に恵まれそう。気温も高くなるそうだから、汗を流しながらカレーを味わうとするかな。

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ツイッターから産まれた粒谷区ウインドオーケストラ♪

音楽っていいな。
それしか浮かばない。
物書きでありながら、本当に感動すると言葉を失う。
そのくらい素晴らしい休日を過ごさせてもらった。

東京・小平で行われた「粒谷区ウインドオーケストラ」の結成記念演奏会。そこに、あのパフォーマンス集団CRAZY ANGEL COMPAYの小林万里江さんが出演するというから行かない手はない。初夏のような陽気の下、ワクワクしながら会場に向かった。

万里江さんの所属するCRAZY ANGEL COMPANY は、千代田区で開かれた震災復興チャリティー芸術祭で初めてパフォーマンスを見せてもらい、一発で虜になってしまった。
何しろ、団員一人一人が楽しそうで笑顔が素晴らしい。元気をもらうというのは、ああいうことを指すのだ。演奏の質はもちろん、演出も素晴らしいのだ。万里江さんのはこの日も、日ごろのパフォーマンス力をこれでもかと見せつけてくれることになる。

演奏会は二部構成。
一部は、アニメソングやディズニーメドレーなど子どもでも楽しめる曲が中心。休憩を挟んだ二部は、「テイクオフ」や「アルメニアンダンス」をじっくり聴かせた。それぞれの開始前には、関西人だけの金管アンサンブルが「明日があるさ」を披露。打楽器チームは「上を向いて歩こう」を演奏して楽しませてくれた。
ソロパートもかなりあったが、やはり万里江さんは圧巻だった。
アンコールでステージ前に出てクラリネットのソロ。他の団員たちは遠慮がちなパフォーマンスも、万里江さんは違う。のっけからノリノリ。激しく体を揺らしながら観客を魅了した。もしベストパフォーマンスの投票があったら、間違いなく彼女が優勝していたに違いない。参りました(笑)

名前も顔も知らない全国の音楽好きが、Twitterを通して集まったこの楽団。プロで活躍している人、久しぶりに楽器を引っ張り出した人、初心者も名を連ねている。昨夏ごろ、動き出したという。
実はお披露目公演は千葉・浦安で予定されていた。ところが、東日本大震災で会場が使えなくなり、急きょ、小平での開催となったのだった。マイクを握った主催者の一人は「団員一人一人の熱意が公演を実現させた」と涙ぐんでいた。

Twitter内の仮想街区・粒谷区に誕生したオーケストラ。早くも次回公演が待ち遠しい。

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街をあげて原子力研究所を誘致していた横須賀市

今から50年以上前、まだ私が産まれる前の1956年、横須賀市は原子力の大波に沸いていた。「横須賀市議会史」(2005年刊)がこう述懐している。
<行政、議会そして市民が一丸となって誘致運動に取り組んだ>
その背景には、主だった産業を持たない軍都の悲哀があった。米軍基地があることによる「朝鮮戦争特需」はあっという間に終わりを告げ、市内には大量解雇の嵐が吹いた。市議会でも、当然雇用の拡大につながる企業の誘致が盛んに論じられる。だが、そこに立ちはだかるのが米軍基地。「駐留軍が市の中心部に位置するため、土地利用の面で大きな制約があった」(横須賀市史下巻)。
そこで、米軍の接収が解除されていない武山地区の平和利用策として、原子力研究所の誘致が浮上するのである。56年2月には、横須賀市、市教委、市議会、商工会議所、工業倶楽部、地区労、官公労、青年会議所、赤十字会などに11団体よる「原子力研究所設置促進連盟」が結成されるに至ったのだ。
誘致の熱は高まり続け、正副議長が首相官邸などを精力的に回って陳情。連盟は、当時の市人口のほぼ半数にあたる10万5000以上の署名を集めた。
<武山地区が原子力研究所に転用されることは、本市にとり最良の措置と思考されるところであります>(原子力研究所設置促進に関する決議)
武山地区周辺の農家などに誘致の意義が浸透していない、として講演会や映画会も盛んに開かれた。
これら政財界の「努力」が実り、ついに原子力委員会は武山を第一候補地として決定した。
だがしかし…。ここでも米軍の高い壁が立ちはだかる。この時点で武山地区はまだ、米軍の接収下にあった。そのため「閣内で防衛問題絡みの論争が起こり」(吉岡斉著・原子力の社会史)、56年4月、原子力委員会は東海村への建設を正式に決めた。この間の経緯を横須賀市史は「学術的見地から最適地とした武山を無視し、防衛体制整備に名を借りて政府が原子力委員会に再考を求めた」と記述している。
これを受け、促進連盟は「私たちの疑問は未だ消えない。あるものは政治的取引だという。防衛優先ということも納得し難いものがある。甚だ遺憾だ」などとする声明を発表、失意のうちに解散したのだった。
東海村の"逆転ホームラン"の背後では、中曽根代議士が暗躍してたとされる。事実、当時の梅津市長は「背後に原子力委員長・中曽根代議士の力が相当強く動いていたようだ。結局、横須賀の自民党の政治力が中曽根一人に負けたようなものだ」と語っている。
原子力研究所誘致の失敗は、市長と市議会自民党との間の軋轢だけを残した。
東海村のその後は、今さら語るまでもあるまい。
軍需産業依存からの脱却、雇用の創出を旗印に進められた原子力研究所の誘致運動は、皮肉にも米軍の存在によって砕かれていたのだった。
その米軍は今、原子力空母をもたらした。
遠く東北の地で起きている原発事故は、その意味でも横須賀にとって他人事ではない。わが街に原発が完成していたかもしれないのだ。
地域振興、財政再建のために原子力施設を誘致する流れを知ることで、全国の原発立地自治体の輪郭が見えてくる。

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誰のための警察か



上の写真を巡り、警察官とひと悶着あった。

米海軍横須賀基地。
国道16号に架かる歩道橋から正門を携帯電話で一枚撮影した。ビンラディンの死亡に伴い、厳戒体制も予想されたからだ。
階段を降りると、若手の警察官が近づいて来た。「写真を撮ったんですか?できたら削除していただけませんか」。
冗談じゃない。
侵入したわけでも盗み撮りしたわけでもない。日本の領土の公道から一枚撮っただけだ。削除する理由はない。

敵もさるもの。「もちろん、何ら法令違反ではありません。ですから強制力もありません。お願いしているだけです」と丁重に言いやがる。
俺はきちんと名を名乗り、削除を申し出る根拠を問いただした。彼は「軍事施設だから」としか答えない。そりゃそうだ。何ら根拠は無いわけだから。
押し問答は10分ほどで終わった。
別れ際、彼は「ご協力ありがとうございました」なんて言いやがった。「協力なんかしてないよ」」と俺。「いや、お時間を取らせてしまいましたから」と奴。「日本人なら日本の施設を守った方が良いよ」と俺。奴は苦笑を浮かべながら配置に戻って行った。

かつて記者時代に、やはり道路の反対側から正門を撮影して、SPに「フィルムを寄越せ」と詰め寄られたことがある。その時もは拘束されそうな勢いだったが、絶対に屈しなかった。その時の、米海軍広報担当者の言葉は明快だった。
「公道から基地の正門を撮影して、フィルムを没収される理由はないよ」

腹立たしい夜だ。

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横須賀は原子力空母の街

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興味のある方はご一読ください

原発に殺される!?

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中曽根とナベツネ。正力松太郎も必要だな

原発をどうするか考えなければ

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反原発デモわず(芝公園~日比谷公園)

小4がアメブロに不正アクセス

小4が不正アクセス容疑 別人IDでサイト侵入
2011年2月21日 中日新聞朝刊

ネット上の仮想空間に福井市内の中学生になりすまして侵入したとして福井県警生活環境課と福井署が、不正アクセス禁止法違反の疑いで奈良県の小学校4年生の女児(10)を補導していたことが分かった。福井県警が摘発したネット犯罪としては最年少で、福井県児童相談所に通告する。
捜査関係者によると、女児は昨年7月、インターネット上で文章をやりとりするチャットを使って、福井市内の女子中学生が利用する会員制交流サイト「Ameba(アメーバ)」のIDとパスワードを聞き出し、この中学生になりすましてサイトに侵入したとされる。
2人はチャットで知り合った。女児は、女子中学生が有料で作成した同サイト内のキャラクターを自分のものにしようとしたとみられる。女児が登録情報を勝手に変更したため、サイトを利用できなくなった中学生が福井県警に相談して発覚した。

昨晩、TBSラジオに電話出演

「バトルトークラジオ・アクセス」に、通算3度目の出演。
今回のテーマは記者クラブ。
かつての経験から、記者クラブの腐敗ぶりを思い切り喋り倒しました。
司会の渡辺真理女史もうなずいてくれ、満足満足。井上トシユキ氏も黙らせることができ、良い夜でした。

運動員も認めた自民党の凋落

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真新しいマニュフェストを配りながら、若い運動員はあっさりと認めた。
「民主党なら、大観衆でしょうね。総理経験者が街頭演説しても人だかりが出来ない。政権交代は間違いないでしょうね」
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まばらな拍手に迎えられ、安倍晋三元総理が空しい演説を続けている。
安倍さん、これがあなたのやった政治への国民の答えだよ。
よく噛み締めてほしい。

演説は何ら盛り上がりを見せないまま、10分ほどで終了した。そういえば取材カメラすらいなかった。