幸丸便り♪ | Mela☆山の中に住む犬。

Mela☆山の中に住む犬。

山の中に住む7匹の野犬家族。その出逢いから始まる保護活動の足跡。

みなさま、このコを覚えているでしょうか?

我が家では珍しい小型の保護犬あしあと
幸丸くん(旧マルコ)ラブラブ

先住ワンコさん達と仲良く…

充実した日々を過ごしているようです乙女のトキメキ

可愛くトリミングしてもらったりラブラブ

お外を満喫あしあとルンルン



幸丸くんは、ブリーダーの廃棄犬でした。
何年も…何年も。
狭いケージの中、糞尿まみれの新聞紙の上で過ごしていました。
食事も、寝場所も汚れた新聞紙。
伸び放題で絡んで汚れた毛を身にまとい、ただただ時が経つのをじっと耐えていました。

悪質ブリーダー。

現在、法改正に向けて、適正な飼育スペースの規定を設ける方向に向かってはおりますが、その規定値はちゃんと動物を飼育できるだけのスペースとなるのか…

最低限の規定値。
それはどの目線から算出されるのか…
業者目線では意味がありません。
最低ラインをつくることで、返って悪い方向へ向かうのではないかと心配です。
最低ラインを掲げるのであれば、標準ラインも掲げて、それを目指した指導が行われれなくてはならないと思います。

今、なんの不安もなく、幸せな毎日を送る幸丸くん。
まだ、数えきれない程の犬や猫が、かつての幸丸くんのような生活を送っています。

命があるだけでもいい。
それじゃダメなんです。

生きる意欲を持って生きられること。
それは、人間にも動物にも必要なことだと思います。

ケージの中にいた当時、幸丸くんが何を思っていたかはわかりません。
でも、今はわかります。

大好きな家族と少しでも長い時を過ごしたい!
楽しい毎日が嬉しい!

幸丸くんの表情から、そんな気持ちが伝わってきます。

幸丸くんが、今こうして幸せに暮らしているのは奇跡的なことです。
しかし、それを奇跡ではなく、当たり前の世の中にしなくてはいけないと思います。

まだ、目に見えないところで、手の届かないところで耐えている犬や猫達。
みんなが明るい陽射しを浴びることができるよう努力し続けます。


幸丸くんのご家族さまより、たくさんのご支援を頂きましたキラキラ

ありがとうございますm(_ _)m
大切に使わせて頂いておりますあしあと乙女のトキメキ