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懺悔。

美空の命が宿ってから約1年間、
お世話になってきた今の会社。

社長に今まで音楽しかしてきてない自分ですが、一生懸命働くので雇って下さい。
って入社した。

社長にはずっと家族の為にも音楽の夢を諦めて一人前のコックさんを目指せと言われ、本当によく可愛がって頂きました。

でも僕はずっとなかなか覚めない夢の中、黙って密かに音楽活動をしてきました。

ちょうどここで働き出したタイミングで神戸北野に数々の先輩方のご協力もあり念願のMAD HILLS STUDIOが完成しました。

メンバーはキングオカヤマ君とスーパーリージョンと僕。

思うように音楽活動が出来ない日々、
毎週月曜日に集まれるだけ集まって好きなだけレゲエをしました。



正直、"アマギリ君"、"キングオカヤマ君"、"ばっち"、
このメンバーが居なければ俺はレゲエを諦めてたかもしれない。。
てか諦めてたと思う。
本当に僕はわがままでした。

仕事や家庭を言い訳に約束を守れない事も多かった。

その度にキングオカヤマ君が時には本当に命懸けで僕を支えてくれました。

二人で雨と霧の中、
レンタカーで高速道路を160キロで爆走して広島までいったりしたなw


思うように行かなくて、
ばっちにも強く怒った事もありました。

ダンスの出演もお断りする事が増え、
LIVEにもブランクができてきた。

そんな時に美空が無事に産まれてくれた。

するとなんか、


逆にこのままでは終われない気がしてたまらなかった。


この子にとって…

お父さんは悪ふざけで自由奔放に好きな事やって、
仕事やって言って毎日家にいないお父さん。。
嫁も大変だよな。


。。。



馬鹿な俺が出した答えは、
この音楽で何かを残そう!


でもその何かがなかなか見つからなかった。


朝から夜中まで仕事して、
休みもほとんどなくて。


本当に見つからなかった。


そんな時、
盟友のZENは、
「俺がやってるダンス、
出れる時はいつでも出てくれ!」

って言ってくれた。

涙が出そうなぐらい嬉しくて、
悔しかった。


お互いにずっと悩んでやってきた仲間やからこそ、
俺の弱さもあいつは知ってるし、
そこに頼ってしまいそうな自分。
でも、ZENとはスタイルや土俵が違ってもずっと同じ目線でやってきたから。

その同じ目線になれない自分が歯がゆかったっす。


そんな時に知った、
"ROAD TOレゲエ祭2013"
の復活。

photo:01




正直、
社長との約束もあるし、
土曜日なんておもっこ仕事やし、
しかも時間帯がデイイベント。。。

諦めようかと思いました。


そんな時に、
脳天気でいい奴代表キングオカヤマ君は
「行くやろ?
ばっちりサポートするで~!」
って声をかけてくれた。


ZENからは
「ROAD TO頑張ろなー!」
って電話がありました。


帰って嫁に相談しました。

嫁は
「挑戦してみたら?
もし通って休まなあかんなって会社クビなるんやったら私が働くわ!」

とまで言ってくれました。


それ以外にも本当に色んな人が応援してくれました。


いつしか、
俺はあそこにもっかい行かなあかん。
って思うようになりました。


思うように音楽活動できない鬱憤を音源にぶつけました。

すると15人に選ばれました。


そして上司と社長に、
正直にすべてをお話ししました。


すると出た答えは、
「行くならここを辞めて行け」

でした。

家族を抱えた僕からすると、
1番恐れていた答えでした。


その後、
社長とお食事に行って、
どうせ辞めるならと、
音楽への気持ちを素直にあるがままに話しをしました。


すると、
元バンドマン上がりの社長は、
何かを感じとってくれて、
仕事辞めずに、
休んで行って来いって。

今後その音楽がお前にとってパワーとなってるんやったら思いっきりやれ!
それを家族の為に仕事にぶつけろ!

って。

僕は意外なお言葉にただただ、
ありがとうございます!
としか言いようがなかったです。


そしていよいよ明日、
横浜で決戦の日です。


出場者みんながそれぞれのドラマを抱えて、
それぞれの期待を背負って、
そこでぶつけ合う。
そんな場所やと思ってます。


あんだけ、
「もしまた音楽したいなんて言った日にはぶっ殺すぞ!」
って言ってた社長から、


「本気で楽しんでこい!」


ってメールが来ました。


俺は、
この1年間、
何を信じてここまでやってきたんか
正直わかりませんが、
きっとうまく行くって、
自分を含め家族に仲間に言い聞かせてきました。




ひとつ大きな人生のターニングポイントに打ち勝った気がした!
どんなにキレそうでも、
ぐっと我慢して、
我慢して、
我慢して、
やっとわかって貰えた。


そんな1年間をずっと支えてくれた、
家族、仲間に感謝して、
photo:02





明日は本気で楽しんで勝つだけや!


JABBER