昨夜は休みだったので、5時間以上費やしてショベルをメンテ。
至福の時間。
まあ、難しい話は抜きにしますが、僕みたいに粒子の細かい最先端の化学合成油のマルチグレードをショベルに投入している場合、オイルが温まるにつれ、多少はオイルが下がるのは仕方ないわけです。
ボルトも全て洗浄しますよ。
でこいつを投入。
暑い車庫で、汗だくになりながらね。笑
これがまた、SEXで汗だくになるのとは、また違うアドレナリンがでるわけです。
まずはライコランド東雲で、
油脂類をたっぷり買い込み。
ガソリンタンクにフューエルワンを投入。
これは定期メンテの習慣です。
まあ、難しい話は抜きにしますが、僕みたいに粒子の細かい最先端の化学合成油のマルチグレードをショベルに投入している場合、オイルが温まるにつれ、多少はオイルが下がるのは仕方ないわけです。
もちろん、粒子の粗い鉱物油とかシングルいれる場合ならば、問題ありませんが。
そもそもオイル下がりは、バルブから燃焼室に多少なりとも、オイルが落ちてきて、燃えてしまっている状態。
なので、エンジンの中身は見えませんが、理論的に考えると燃焼室の中にはカーボンが堆積していくはずなんです。
このカーボンをフューエルワンは除去してくれます。
カーボンが堆積すると、単純に考えると燃焼室の体積が減るので、混合気の圧縮率があがりますね。
またカーボンのようなオイルスラッジは火種になりやすいので、これがひどくなると、ノッキングをおこす可能性が高まるわけです~
正確にはプレイグニッションってやつですね。いわゆる早期着火です。
これは、エンジンに深刻なダメージを与えます。
なので、燃焼室のカーボンを定期的には取り除くのは大事なんだよね。
そもそも、オイル下がりは
固いシングルいれて、ごまかすのは簡単なんだけどさ、それだとツマラナイ。
ヘッド開けて、バルブ変えてバルブガイド打ちかえれば、完全に解決するんだろうけどさ、それもツマラナイ。
油温計、油圧計、オイル量を睨みながら
バイクと対話しながら、走らせる。
気温にあわせて、オイルとエンジンのベストな方程式を組み立てる。
いろんなケミカルを駆使して、エンジンのコンディションを自分なりに調整する。
まるで終わりのない足し算と引き算のよう。
そして、その時代ありもしなかった、現代のハイテクエステル系オイルを、ショベルのシリンダー内壁に絡みつかせ、真夏の猛暑の中、ショベルヘッドを疾走させる。
これこそが、俺の中では現代に旧車を走らせる醍醐味なんです。
あー、
もう書いてて変態だと思うし、思われてるわ。笑
で、本題に戻りまして、
まずは、ミッションオイルを交換します。
近隣を走り、オイルを温めます。
じゃないと、なかなか抜けないからね。
汚れてるねえ。
ゾクゾクするわ。
MOTULのGEAR COMPETITIONを
投入。
ここで大事なのはバイクを必ず水平にすることです。
傾いてるとオイル入れ過ぎてしまうんだよね。
入れすぎるとどうなるか?
ギアが入らなくなります。
跳ね返される感じ。
これ、経験済みです。笑
ボルトも全て洗浄しますよ。
続けて、エンジンオイル交換。
汚れたMOTUL7100Tがドボドボ。
正確にいうと、どごぞのガソリンスタンドで緊急補充したMOTUL 2100 POWERLIGHTが半分混じってます 笑
このチャンポンオイルを早く
抜きたかったわけです。笑
オイル投入前に、オイルフィルターを交換。
サンダンスのファービュラスを外します。
で、新品のファービュラスに交換。
工具で締め付けてはいけません。
締め込む前にはパッキンにはオイルを塗りこみます。
フィルターステーも入念に清掃。
でこいつを投入。
MOTULがビンテージカーに推奨する
リッター4000円近くする変態オイル。
ネットで買うのがお得だね。
このオイル、車用ですので、
バイク屋にはあまり置いてません。
カー用品店も、よほど大規模店でないと、まず置いてません。
僕はこのオイルには思入れがあるんです。
過去に助けられたというか。
とにかく、このオイルの油膜性能はすごいです。
Le Mansをその名に冠するだけあります。
もうね、高温ですぐ死ぬようなシャバいオイルはいれてられません。
そもそも、ハーレーはそのシーラカンス並みの、設計の古さから、エンジンとミッションが分離してます。あたかも一体化されたようにみえるTC88以降も、実はケースの中身は分離されています。
このシーラカンスのような設計ゆえに、自動車用の最先端のレーシングオイルが使えたりします。
あー、おもしろい。
バカバカしいくらい。笑
はい、話を戻してLe Mans投入~
ちなみに7100Tは、ルージュのような赤。
バイク用の300Vはエイリアンの体液のような鮮やかなグリーンです。
ちなみに、一番香りのよいオイルは間違いなく7100T。
さすがフランスのオイル。
シャネルのNo8のようです。
7100Tをいれているバイクは近寄るとすぐわかります。これホントです。
あ、別にオイルマニアでないですよ。笑
メンテナンスですが、このほかにも
バッテリー交換しました。
鉛バッテリーから、
リフェですよ。
lithium ferrite
リチウムフェライトね。
ハーレーショップは、リチウムには否定的な見解が少なくないようです。
一般ユーザーには扱いにくいと。
ただ、ワタクシ、
バイカーであり、
サバゲー、ラジコン愛好家でもあります。
電動ガンも、ラジコンも、リチウムバッテリーで作動させます。
いわゆる、リポ。
リチウムポリマーバッテリーです。
リチウムの特性、取り扱い、バランス充電、、
そこらへんのバイク屋よりも、遥かに知識がある自信があるわけです。
なので、こいつをショベルに投入しました~
あ、別にバッテリーマニアでもないですからね。
また詳細はレポートします。
それでは、皆様
よい休日を。
Char
メモ
エンジンオイル
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