バイデン大統領は日本の敵ではないか? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 上記の質問をすると、ここをお読みの方々の大半は、「そうだ!」とうなずく方ばかりではないでしょうか?

 

 2013年に安倍総理(当時)が靖国神社に参拝した時、「失望した」とアメリカ政府が非難しましたが、その言葉を発したのが、当時オバマ政権時に副大統領だったバイデン氏でした。

 

 安倍総理が保守派からも総叩き的に批判された日韓合意(2015年)を主導したのもバイデン副大統領でした。これで慰安婦問題は不可逆的に終わったという触れ込みでしたが、頭のおかしな文在寅前大統領により一方的に破棄されました。

 

 2018年に起こったレーダー照射事件で、日韓関係は大きく傷つきました。なぜなら火器管制レーダーというのはロックオンと同じであり、ミサイル発射のボタンを押せば、あの距離ならばいくら韓国海軍でもほぼ命中という状況下にあるものです。

 

 これは敵対行為として友好国の間ではしなし、敵対している国家同士で行えば、即戦争につながるような危険な行為でした。

 

 そして2019年には韓国への戦略物資を簡単には輸出できなくするホワイト国から外すという措置は、文政権が日本を敵視し、北朝鮮への阿る態度を示し続けたために引き起こされた問題でした。

 

 それを昨年、岸田政権は韓国から何の謝罪も受けずになし崩し的にうやむやにしてしまいました。それも日韓が仲良くしろというバイデン政権の意向が強力に働いたからだと言われています。というよりもそうだと確信します。

 

 しかし、尹政権は総選挙で敗北し、韓国民の支持を大きく失っており、岸田政権の前のめりの尹政権への応援は逆効果だったようです。

 

 そうならば、日本がメンツを保てずに韓国になめられっぱなしの状況で手打ちをしたこととなり、日本国民である私は忸怩たる思いをしています。きっと私だけではないでしょうが。

 

 そういう状況下でのバイデン爺さんの発言は全く許すことのできないものだと思うのです。

 

 >>>引用はじめ

 

 「なぜ中国経済は失速しているか?なぜ日本はトラブルを抱えているか?ロシアは?インドは?それは彼らが外国人嫌悪の国だからだ。彼らは移民を望んでいない」

 

 >>>引用終わり

 

 「外国人嫌悪(xenophobic)の国」という発言は、とても強い言葉であり、単なる言い間違いやスピーチの対象であったアジア・太平洋系のアメリカ人向けのリップサービスでは済まされない問題です。

 

 ほんの二週間ほど前、満面の笑みで岸田総理をアメリカに迎えたバイデン爺さんのこの発言は、先の岸田総理の訪米をすべて覆し、そして今までの日米の外交努力をすべて白紙に戻すほど強烈な悪意を持った言葉ではないでしょうか。

 

 「排外主義」とも訳されますが、私は「外国人排斥主義」というくらい強い偏見と憎悪を持った言葉だと感じています。

 

 よく日本人の差別主義者が「ちゃんころ」とか「バカでもチョンでも」というような強い差別発言のようなものと考えていいでしょう。普通の日本人が聞いたら、嫌悪感を持つような差別発言と言ってもいいのではないでしょうか。

 

 そういう言葉で日本やインドをロシアやCHINAと同列に批判したことに痛烈な嫌悪感を感じるのは私だけでしょうか?

 

 今時間があるとネットフリックスで「ラストキングダム」という9世紀ごろのイングランドで起こった歴史ドラマを観ています。サクソン人の土地であるイングランドにバイキング(デーン人)が侵入し、多くの土地を支配しましたが、アルフレッド王が出現し、デーン人を追い出し、今のイングランドの基礎を作る時代の物語です。

 

 主人公のウートレッドはサクソン人の豪族の息子に生まれながら父親が戦死し、デーン人に連れ去られ、デーン人として育てられたという特殊な経歴を持つ架空の人物ですが、そこに描かれる人間模様はとても興味深いものがあります。

 

 寝不足覚悟の人は、ぜひご覧ください。シーズン2くらいから一話がとても短く感じられますよ。

 

 そこに描かれているのは、「血」つまり血統です。誰の子供であるか、というのが日本人と同じでとても重要になってきます。

 

 またキリスト教者か、異教徒かによっても大きく変わり、そこには大きな溝があることがわかります。ここは知っていても日本人の感覚とは全く異なるところです。

 

 そしてサクソン人、デーン人(バイキング)という人種間の戦争です。殺して当たり前、力のあるものが強奪して当たり前の社会情勢が、日本の戦国時代と大きく異なります。

 

 左巻きの小説家や歴史家は戦国時代が始終殺し合いの時代のように言われますが、戦国時代が100年続いても日本の総人口は減っていません。なぜならば同じ民族同士無駄な殺し合いをしてこなかったからです。

 

 そして日本には宗教戦争がありませんでした。イエズス会などの西洋のキリスト教が入ってきて、大村純忠の領地などで先祖伝来の墓や神社をキリシタンが壊すなどの事件はありましたが、それを避けるためにも南蛮人に港になる場所を与えました。

 

 それが長崎港です。そこは山が多く、コメ作りには適さなかったので、人がほとんど住んでいませんでしたが、水深が深く、山から湧き出る水があったので、良港として栄え、貿易の一大拠点となりました。

 

 長崎市の神社仏閣を幾とよくわかります。1600年以降に建立された神社仏閣しかありませんから。

 

 話を元に戻します。

 

 異民族同士の戦いは凄惨なものでした。相手を殺しつくすまで戦うのです。だから私たちから見ればびっくりするほど戦闘の規模が小さいのです。1000人いれば大軍なのです。

 

 数千単位の将兵で戦った日本の歴史とは大違いです。それもそのはず、荒野が広がり、食べ物がとても少ないので多くの人口を保てなかったのです。関ヶ原の数十万の将兵が戦う戦闘なんて当時のイギリスには考えられないのです。

 

 そして人種、信仰が違うのでまったくの別な存在として偏見があり、相手を殺すことに躊躇がありません。そこの精神性の違いもこういう外国のドラマをいくつか見るととてもよくわかりますよ。そこが日本人とは全く違うところです。

 

 戦い方も剣や槍が多く、弓矢などの飛び道具はあまり出てきません。力と力のぶつかり合いを欧米の視聴者は好むのでしょうが、日本は弓矢が主力だったので、鉄砲を活用する戦(アウトレンジの戦い方)に自然に変化していきます。

 

 また脱線しました。

 

 ここで言いたいのは、異民族同士の戦いがいかに激しく、悲惨で、その憎悪たるや日本人の想像をはるかに超えるということです。そして外国人嫌悪(xenophobic)の国と言われることがその憎き、憎悪の対象となる国であるということを物語っているのです。

 

 そういう言葉の意味があるにもかかわらず、バイデン大統領がそういう言葉を使うということは彼の深層心理の中に日本やロシアなどに対してとてつもなく大きな憎悪感が潜んでいるのではないでしょうか。

 

 それを普通だったら理性で隠すのでしょうが、痴呆が進むとそういう理性が働かなくなってきて、ぽろっと目の前の支持者にリップサービスをするために本性が出たのではないかと思うのです。

 

 かつて神道系の団体への講演で、森元総理が「日本は神の国ですから」と発言し、マスコミに相当叩かれましたが、神道の関係者の前で「日本は神の国」と言って何がおかしいのか私はわかりませんが、今回のバイデン爺さんの「外国人嫌悪(xenophobic)の国」発言は日本を貶める大きな問題発言のはずですが、マスコミは全然話題にしません。

 

 しても伝えるだけで、森さんの時のように大騒ぎするようなことはありません。

 

 日本は私たちが大反対しているにもかかわらず、外国人労働者を大幅に受け入れようとする大間違いの政策をしようとしています。

 

 トラック労働者の勤務時間を突然大幅に制限して、その人たちから収入を奪い取り、2024年問題として物流が滞るようなことをして、そのために外国人労働者を大量に導入しようとしています。

 

 日本語が理解できなくてもその人の言葉で試験が受けられるようにもなり、外国人ドライバーが急増します。するとまたドライバーの収入が減り、日本人ドライバーがいなくなってドライバーは外国人ばかりとなります。それによって移民を大量に受け入れられるようにしているのが現実です。

 

 日本国民は二つのことにもっと怒るべきなのです。

 

 一つは、バイデン大統領の差別発言。

 

 もう一つは、移民の大量受け入れを岸田政権はしれっとやっていることです。

 

 このことをバイデン爺さんは全く認識がありません。あなたの言うなりに移民政策を忠実に進めていますよ。

 

 ちょっとあたりを見渡すとコンビニの店員さんは外国人労働者ばかりです。日本人の若者はどこに行った?

 

 観光地に行くと外国人だらけ、日本人はどこに行った?

 

 私は外国人嫌いではありません、逆に大好きです、特に金髪の若い女性が。

 

 決して受け入れるなと言っているのではありません。きちんと法的体制や受け入れた外国人がちゃんと日本で生活ができるようにすることです。そうでなければ外国で起こっている外国人の犯罪組織が隆盛を極めることになりますよ。

 

 そのころには暴対法の強化で日本のやくざはいなくなり、外国人の無法者が幅を利かすことになっているでしょう。警察は市民から差別だと訴えられるのが怖くて、何も手が出せなくなっていることでしょう。

 

 これでいいんですか?

 

 岸田はもうだめです。自民党の議員さん。保身を考えないで誰がこの日本を救えるのかを考えてください。

 

 私は高市早苗さんしかいないと思っています。5月11日レンブラントホテル大分で14時から門田隆将&高市早苗のダブル講演会を実施します。お近くの方はぜひ来てください。