昨日、四半世紀前に購入して愛読書となったジョン•シーモアの「自給自足」を検索していて見つけた古いニュース(笑。

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最高にわくわく…そんな感じの本。

ジョン•シーモアで検索していて
新装版手仕事: イギリス流クラフト全科
ジョンシーモア   平凡社
手づくりのために必要な基本技術は全てこの本にある。金で買うことでは得られない「つくる喜びと生活への自信」をとり戻そう。

を見つけてAmazonで購入。本は1円だったけれど送料が250倍♪

ジョン•シーモアの『完全版 自給自足の本』は、カントリーライフのバイブルと称され、朝日新聞報道の「中学生はこれを読め!」50冊に選ばれた。

自分の好きな本が何冊も紹介されていて嬉しかった。

中学生の頃に出会っていれば今とはまるで違う人生を送っていたのかも?

自分の場合も中学生の頃にラジオにはまって通信教育でラジオ技術を勉強して無線機の設計技術者になったし、技能オリンピックの選手や審査員の貴重な経験もすることができた。おかげで裏側の世界も垣間見たのでオリンピック嫌いになったけれど…。

本に限らず、吸収力のある多感期の中学生の頃に出会うものって良くも悪くもすごく重要だと思う。


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 札幌の本屋のオヤジは気がついた。「最近の中学生は本を読まないと言うが、うちには彼らのコーナーがなかった」。オヤジは500冊のお薦めをリストアップし、専用の棚を作って、こんなキャンペーンを始めた。「本屋のオヤジのおせっかい 中学生はこれを読め!」。それから1年半、おせっかいは全国に広がっている。



「中学生はこれを読め!」のリストから

笹山久三「四万十川 あつよしの夏」

ミヒャエル・エンデ「モモ」

阪田寛夫「まどさんのうた」

手塚治虫「火の鳥」

橋本治「桃尻語訳 枕草子」

岡本文良「植村直己・地球冒険62万キロ」

村上龍「13歳のハローワーク」

金城一紀「フライ,ダディ,フライ」

R・フリードマン「ちいさな労働者」

松江哲明「あんにょんキムチ」

ジョン・シーモア「完全版 自給自足の本」

S・キング「ゴールデンボーイ」

三浦綾子「塩狩峠」

宗田理「ぼくらの七日間戦争」

辺見庸「もの食う人びと」

中島義道「うるさい日本の私」

向井万起男「君について行こう」

乙武洋匡「五体不満足」

重松清「半パン・デイズ」

さそうあきら「神童」

河野美香「学校で教えない性教育の本」

吉岡忍「奇跡を起こした村のはなし」

夏目房之介「マンガはなぜ面白いのか」

U・K・ル=グウィン「ゲド戦記」

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

五味太郎「大人問題」

さくらももこ「まる子だった」

吉本ばなな「キッチン」

小林紀晴「アジアン・ジャパニーズ」

大平光代「だから、あなたも生きぬいて」

ビートたけし「少年」

中原中也「中原中也詩集」

茨木のり子「倚りかからず」

J・R・R・トールキン「指輪物語」

りぼん・ぷろじぇくと「戦争のつくりかた」

養老孟司「バカなおとなにならない脳」

森本哲郎「生き方の研究」

大塚英志「物語の体操」

川崎洋「ことばの力」

サンテグジュペリ「星の王子さま」

中沢啓治「はだしのゲンはピカドンを忘れない」

マーガレット・マーヒー「めざめれば魔女」

永六輔「職人」

柳美里「水辺のゆりかご」

魯迅「阿Q正伝・故郷」

今西祐行「肥後の石工」

宮脇俊三「増補版 時刻表昭和史」

斉藤孝「声に出して読みたい日本語」

内田樹「先生はえらい」

萱野茂「アイヌ ネノアン アイヌ」

(注)2005年のリストから(順不同)。今後150冊ほど入れ替える予定。






マイウェイ派なので世の中のなんとかランキングなんてまるで気にしない。本でも音楽でも映画でもランキング上位のものは逆に避ける傾向にあるへそまがり?

区議会議員でホテルや鉄工所を幾つも営んでいて、人の保証人になったばかりに全てを売り払いすってんてんに転落した祖父が食べるために始めた商売が貸本屋だったので幼い時からいつも本に囲まれて生活していた。

小学生の頃は図書委員で、素敵な1年先輩女子の秋田さんと小添さんの名前は半世紀経ってもいまだに覚えている。

小学生の高学年の頃にテレビブームがやってきて、時代の波には逆らえず貸本屋は廃業した。

中学生も図書委員だったから、今時の中学生が本を読まないなんて信じられない。

これからもおせっかいして素敵な本を紹介してください。