前回の続きです。

読んでて、不快になる方、怖いと思われる方、作り話だと思われる方、様々だと思います。
お好きにとっていただいて大丈夫ですが、誹謗中傷はお控えくださいね。
自分の整理をかねて書くので。



さて、前回話した、イマジナリーフレンドだと思われる、唯と氷月。
今回は、唯のことをまとめていきたいと思います。


彼女との出会いは、私の覚えてる範囲で、小学一年生だか二年生の時。
あの時、唯も7歳の少女でした。
彼女は、最初から唯と名乗ったわけではなく、出会ってしばらくの間は、一緒に空想の中で遊ぶ存在だったと思います。
一緒にというと語弊があるかもしれません。空想の世界で、彼女は私で私は彼女でした。
私が行きたいところに彼女は行き、私の代わりに色々なことをして遊ぶ、そういう存在。
思い出せるのは、その時流行っていたドラゴンボールやピーターパン、ビックリマンだとかのアニメや漫画の世界観に彼女が入り込み、その一員となり遊び過ごすといったもの。
ビックリマンやドラゴンボールは微妙ですが、ピーターパンの世界に行っていたのは、確実に、後に唯と呼ぶようになる少女でした。
一緒に話したり遊んだりもしていたのかもしれませんが、そこは私の記憶には残っていません。
私は幼小時から眠れない子供で、なかなか夜眠ることができず、遠足や行事がある前日は眠れず、その当日も疲れているのに眠れず、眠れない自分が苦痛でよく泣いて、親に眠れないと訴えていました。
その内に、親が眠れているか様子を見にしばしば訪れるのですが、困らせている様子がわかるようになり、親が来ると狸寝入りをするようになりました。しかし、子供のすることなので、よくばれては、親にため息を疲れていたと思います。
別に遊んでいるわけではなく、本気で眠れなくて苦しいのですが、親は何で眠らないのかと呆れ困っており、その反応にこっちも傷つき、寝たふりがうまくなっていくという…。
親が寝て、日付が変わっても眠れず、こんな時間になっても眠れないことや明日の朝も早いのだから早く眠らなきゃという葛藤でよく声を殺して泣いていたのも覚えています。
唯と遊ぶのは、そういうベッドに横になった時や、下校時の一人で歩きながら帰る時間だったと思います。
歩いている時は、常に下を向いて頭の中に思いを馳せているので、前を向いて歩くように注意されていた覚えもあります。

ある日、そんな彼女に明確なイメージと名前がつけられました。
何でそれを選んだのかはわかりませんが、好みだったんでしょうね。
とあるアニメのヒロインの外見と名前が彼女に与えられました。
多分、小学三年生の時でした。
ユイという名前、青色の背中くらいまである髪に、ピンク色の半袖のカットソーにミニスカート。
正直、このアニメのタイトルも覚えてないし、私はそろばんを習い始め、このアニメを1、2回しか見ることができなかったんですが、先日唯についてまとめようと思いネットで検索したらそのアニメはわかりました。
検索内容は、80年代、ロボットアニメのタグのみ(笑)。
ピーターパンより後に放映されたアニメの一覧表により、獸神ライガー、というアニメのヒロイン、神代ゆい、という少女だったと判明。
これで驚いたのは、この神代という名字。
私は唯に、神代唯という名前を与えました。神代にも私の中では意味合いをつけており、自分でつけたつもりだったのに、元ネタそのままじゃないかと←
唯という漢字は、見た感じが気に入らなかったのですが、漢字の意味からこの子にはこの漢字しかない、と思っていたのを覚えています。

そう、私は、漢字に強いこだわりを持つ性質で、低学年で大人が読むような難しい感じを読んだり、難読と呼ばれる地名を覚えたり、中学時代は漢和辞典を読んで気になる漢字や変わった読み方をメモしたりしてました。

つうか…私のこういうところって今思うと、アスペの性質じゃないかと思うんですか…、やっぱ私アスペか?!と思うここ数日…。つうかもうアスペでいいかなあ、一番しっくり来るんだよね、調べれば調べるほど。一芸に秀でた人間になれなかったのが残念だ…。。

そう、それで、彼女は、唯になりました。

小学四年生の頃くらいに、何故か彼女は3姉妹になります。
姉と妹ができるんです。
姉の名前は、ユナ、確か漢字で、結菜、運動が得意な女の子。
妹の名前は、ユエ、結絵、だったのかなあ?優しい子でした。
そういうキャラを作ったのは覚えています、なぜ作ったのかは覚えていません。
しかし、結果から言うと、ユナは消えました。ユエは、名前と設定を変えて、キャラとして残っています。ユエは、花卉(カキ)、人ではなく精霊、唯の前世?での双子の妹とかいう、ぶっとんだ設定を与えられました。書いていて恥ずかしい…(/ω\)。

そして、唯は、この辺りから私の空想世界で遊ぶ役を降りることになります。
唯ではない、しかし、唯とそっくりの少女が別に現れたんです、それが後に私が氷月と呼ぶことになる少女です。

これが唯の少女時代の話です、はい、また次回に続きます。