新しい年が始まりましたね〜
最後の更新は 去年の3月でした
東京の 旅の ブログでした
これまで・・・
くりの お陰で たくさんの ブロ友さんと 出会うことができ
また くりを 目標に!と たくさんの人に言っていただき
病気のくりを たくさん 応援していただきました
ブログ以外でも くりは 多くの人に 愛され 知られたんじゃないかなぁ〜〜と 思います
そんな くりのことを報告せねば!と・・・
今月5日 14時42分 くりは 虹の橋へ向けて 旅立ちました
まだまだ 側にいてくれると思っていました
ただ 12月の通院の際 前月より 体重が 一気に300㌘ 減っていて 2.3㌔
クリニックの 先生は
「1月は くりちゃんに会えないかもしれませんね〜」
と 言いにくそうに おっしゃっていたのでした
かなり 長くなりますが 亡くなる数日間のことや
亡くなる時の様子などを 書き留めておこうと思います
また 亡き骸等の 写真を 載せますので ご了承くださいませ
最後の通院となった12月15日
11月の通院時に 2.63㌔だった 体重が 2.3㌔に なっていました
増えることはない と 言われていましたが ここ10ヶ月・・・ 減少は とても 緩やかで マイナス 何十㌘ という 2桁台でした
それが 一気に300㌘減
検査をするなら 今です
という 先生のお話でしたので 検査をしました
結果は・・・昨年2月の時と同じく はなまる でした
大きな二つの病気はあるものの それが原因で 今 こうなってるということでは なさそう
むしろ 先生が驚かれるほど 正常
腎臓の機能も 腎不全を 患っていながら 申し分ないほどです
ということは 老衰??
食べようとするけど 入っていかない
やはり 食って大事なんだなぁと 痛感しました
何だったら 食べてくれるのか・・
くりは 何が好きなんだろう・・
と あれやこれやと いろんな種類の フードを 買いました
一瞬 飛びつくように 見えるけど 強いて食べてない
でも 大晦日までは 2.3㌔を キープしていました
今回も 大どんでん返しだー
1月12日の 通院は 果たせそうです!と クリニックに 年賀状も 出しました
年も越しました!
越せたね〜〜大丈夫だね〜〜と強がったけど
大丈夫じゃなかった
ヨロヨロした 歩行が ちょっとのことで 転ぶ
ぱたっと 倒れる感じです
くりは 骨格は大きいのに 体重が ないから
体は 木の葉の様な 平面的な感じでした
抱っこしても 重さを感じないほどです
1月4日 体重2㌔
朝・・・ご飯 待ってるよ〜〜と いつもの 座布団に座って 運ばれるのを待っていたけど
ご飯を 定位置に置いても 歩こうとしません
くりを 抱っこして ご飯台へ!
少しだけ 口をつけたけど すぐに そっぽを 向いてたなぁ〜〜
ご飯と トイレ(オムツを 生涯で3枚使用しました)以外は 猫用コタツで 過ごします
夕方 歩けなくて 倒れました
起こしても 倒れます
ご飯もいらないって いいます
お水を シリンジで 何度か飲ませました
あげただけは 嫌がらず飲みました
でも 食べないし いよいよなのかなぁ〜と気持ちが落ち着かず
コタツ布団をめくっては 声をかけ 尻尾を 振るのを確認
娘は 夜中に 何度も くりの様子を 見に行き 私も 何度かいきましたが 弱々しいながらも 尻尾を 振ってくれました
1月5日
昨日夕方 コタツに入れてやってから 一歩も 出なくなりました
シリンジで お水を 2回 飲ませました
今日から 仕事に行かなくてはなりません
誰もいなくなります
くりを 元の飼い主さんに 見てもらうことにしました
諸事情で くりを 私が預かることになり 猫の可愛さに魅せられた私たちから 引き離すことが 出来ずに 私達に くりを 委ねてくださった 優しい飼い主さんです
くりの おおかたを みてきた方ですから 安心でした
2日仕事に行けば また 3日連休になるから 仕事終わったらすぐに 帰るからね〜〜
くりは まだまだ 大丈夫だと 信じていたのですが
別れの刻が 迫っていました
ここからは 先代飼い主さんの 覚書です
くりが 私達が居ない時に その時を 迎えた時のために 克明に 書き留めてくださっていました
2017/1/5
10:00
目を開ける 前日と変化なし
鼻は濡れている 口臭有り
11:00
特に反応ないが 尻尾で あいづちを返す
11:30
目ヤニ 涙を 拭く 目は細く開く
12:30
水を注射器1メモリのむ それ以上は
顔をそむける
14:00
呼吸が早い?
頭の位置を数回 自力で変える
気道を調整してる? 苦しい?
14:15
涙の量が多く 鼻の穴まで塞ぐほどなので
苦しくないように 拭く
14:20
フー フーッ と 強く息を吐く
苦しいか?
14:30
胴体中心に 小刻みに痙攣?
14:40
数分呼吸が荒く 緩んだとおもったら
大きく深く1回呼吸
14:41
これまで尻尾でしか返事をしなかったが
2度目の大きく深い呼吸の時に
前足両方で私の両人差し指を
4回握り返した
14:42
胴体さするも 3回目の呼吸はせず
苦しまず 眠るように 旅立ちました
きれいに 体を拭いてもらい 本当に 眠ってるような 穏やかな 顔のくりです
くり かわいいねー おじいちゃんに 見えないよ!
女の子みたいだよー かわいいねー
くり・・・寝たふりはだめよー
何度も言って 頭をさすったけど 起きてくるはずもなく!
そして 長い年月(15年間)を 共に暮らしてきた 先代飼い主さんに 看取られて お星様になりました

アタフタ 取り乱すことを 私達に させまいと 思ったのかもしれない
そういう 猫です くりは・・・
急ぐわけではないけど 急ぎたくないけど 今夜しか みんなが揃いません
何軒か ペットの葬儀屋さんに 連絡を取り 今夜中に 葬儀をしていただけるとこを 見つけることができました
くりちゃん 21時から お葬式です
心のこもった きめ細やかな対応していただきました
自分の 犬が 死んだ時の 葬儀屋さんに すごく 違和感を感じ 大事に飼ってきた ペットの最期が あれでは あまりにも かわいそうだ 悔やんでも悔やみきれないと
それなら自分たちの手で ご家族に 納得のいくお別れをさせてあげれば いいんだ と ペットの葬儀屋さんを 始められたそうです
お正月3が日は ものすごく 立て込んでいて 断られることも あったとか
それを知るはずもない くりですが そんな話を聞くと この日まで待ったのかねーと 思わずにはいられませんでした
最後まで いい人を連れてくるんだね〜〜
くりの 役得です
約1時間ほどを 泣き腫らした目で 近くの 飲食店へ行き時間を潰しました
そして 別の形のくりと 再会です
想像とは全く違い ほんとに きれいな はっきりと 形の残る骨でした
葬儀屋さんの腕の良さもあるんでしょうが
ここまで きれいに 残るのも珍しいと くり 骨を褒めていただいてました
そこに 爪とか 歯(牙)や 尻尾の小さな骨を収めました
説明ばかりが 多くなりましたが・・・
これまで くりを 支えてくださった みなさま 本当にありがとうございました
いの一番に くりちゃんは 元気ですか?
と 気にかけてくださる人ばかりでした
ご長寿猫の くりを 目標にと 言ってくださる 一方で 私達が
その言葉を 裏切るわけには いかないよー
いつまでも 元気でいなきゃーねーと 己を奮い立たせることで ここまで 頑張ってこれたのだと 思います
くりは よく 頑張りました
足が痛くても ヒョコヒョコ歩き 薬も欠かさず飲みました
私の愚痴も 度々 あいづちをうって 聞いてくれました
くりと 呼ぶと その都度 返事を してくれました
何度も言うと 最後は 返事はエアーでした
クチパクでした(笑)
立てなくなって 丸一日で 逝ってしまったくり
最後の最期まで 一切 手を煩わすことなく 潔く 幕を降ろした くり
なんて 猫なんだろうって 思います
猫であって 猫じゃないような 不思議な子でした
みんなを 繋いでくれた くり! ありがとね
病気には 負けなかったけど
歳には 勝てなかったね〜
十分よ 大往生よ!
ここ 何年かは それほど動きもなく ご飯 トイレ 寝る
の 3パターンしか なかったけど
くりの 存在はとても大きく 残された 小判とたびが 親を失った 孤児のように みえてなりません
くりが いたからこそ あの子達は 猫でいられたんだなぁーって 思うのです
今は・・・ んーーー まだまだ 未熟猫(者)
3猫が 一緒に寝ることも 関わることもなかったんだけど くりが いるだけで 何かが 違ったんだなー
って 改めて 思います
別れは とても 辛く 涙することも まだまだ あるけど
でもね くり・・・ あんなに 痩せてたのに 立派な骨を見て みんなで すごいねー すごいねー って笑いながら骨を拾ったの
だから 泣きそうになったら 骨を思い出すことにしてます(笑)
中々 出なかった ウ◯チも ちゃんと 残ってたもんね〜〜
ちょっと おマヌケな くりが また 可愛い〜〜

そういえば 今になって思うことがあります

年末 次女と 出雲へ出かけた時に 大嵐にやられましたが
その少し前は 晴れ間が見えたり 小雨が降ったりで 変な天気だったんです
神の国 出雲で 見た 虹

この 虹は やがて くりが 登っていく 虹だったのでは ?
と 思えてなりません
足の悪いくりが 登り始めることが できるように あんなに 低いところに かかってたのかなー って 思うのです
くり 迷わず 行けましたか?
一歩踏み入れたなら もう 足の悪いのは 吹っ飛ぶらしいから
昔のように 元気なくりで いられるらしいよ
道だけ 確認したら 少しぐらい 戻ってきても いいからね
日本一の ご長寿猫には なれなかったけど
くりは 100%以上の 猫生を 送ったなーって みんな いってるよ
さすが! くりじゃね!
くりに代わってみなさんに お礼言っときますね
『ほんとうに みなさん ありがとうございました』
そして くりに お礼 いいます
私達のとこに来てくれて ありがとうね

くり
24歳 平成29年1月5日 没
最後までお読みくださってありがとうございました
まとまりのない 長い話になってしまって 申し訳ありません
みなさんに 感謝いたします
もう少し 続きがあります また 書きます
本当に本当に ありがとうございました くり小判