さて、前回のつづき
ジュアッグには、何かしら不思議な魅力を感じるお話をしましたが、、、
ザク製作派なわたしとしては、水陸両用MSはその豊かなボリューム的に、ザクと並べた時の見栄えの問題で避けたいと思ってきましたが、
ジュアッグはちょっと作ってみたい(笑)
前回アップしたジュアッグの画像
これはHGのものですが、旧キットにもジュアッグは存在します
たぶんこれです
細かな部分での完成度は、当然HGが上回っていますが、他のモデルに比べると旧キットとのスタイリングの差はあまりありません
ゲルググのように「旧キットは著しく見劣りがする」という状況ではないですね
ただ
残念なことにこれは、新旧どちらのジュアッグも、たいしてカッコ良くないという結果の由縁だと思います(^_^;)
ではまず、ジュアッグの立体化の変遷を辿ってみたいと思います
ちなみにジュアッグの立体化メディア初登場は、82年5(4)月のHow to Build~2誌
この中で小田さんが1/144でフルスクラッチしてます
これは前後の設定画の発表前、富野氏のスケッチだけを頼りに立体化したもので、頭部の形状なんかは随分プラモとは違いますが、、、
ひとこと「見事!」です
その後ボツメカがバンダイから製品化され、
約半年後のHJ本誌11月号で、
プラモ化されたボツメカのアッグ三兄弟の製作記事が掲載されました
それがこれです
このジュアッグこそ究極的にカッコ良いのです!
アッガイと同系色にしたカラーリングもそうですが、
何しろ頭部の形状が秀逸なのです
製作記事を読みますと、、、
ジュアッグの製作自体は川口さんが行ったようですが、頭部に関しては小田さんが四苦八苦(記事表現引用)して改修したものの複製とのことなんです
わたし、、、
そこそこネットでジュアッグの製作記事を探して徘徊しましたが、
この川口さん製作のジュアッグよりカッコ良いジュアッグには出会っていません(笑)
何よりこの頭部、あるいはこれに匹敵するカッコ良さの頭部に改修してあるジュアッグは探せませんでした
あれほどザクに関しては人々を思考停止させるほどの定番改造を作り出してきた小田さん・川口さんら(ストリームベース)が、
ジュアッグではそれが叶わなかったということなのでしょうか?(^o^;)
あるいは、世のおじさま達も、このジュアッグを覚えていないのでしょうか?
わたしは、、、
蟹の甲羅みたいなイビツな形状で仕上げられて、
不自然に垂れ目の不細工ヅラで製品化されてしまったジュアッグが
不憫でならないんです(笑)
いつかこのストリームベース風のジュアッグを作って、
ジュアッグはブサカワなんかじゃない
カッコ良いんだ!と
世に訴えたいと思うあきうえとでした(笑)