鵺的『悪魔を汚せ』
去る24日、全公演を無事に終幕いたしました。
遅ればせながら、
沢山のご来場、誠にありがとうございました。
稽古開始から1カ月、
毎日をがむしゃらに過ごしていたら、
なにやら季節は夏みたいになっているし、
5月は終わってしまうらしいし、
分かっていたはずの、当たり前のことに驚かされるここ数日です。
風が心地よくて、大きく息を吸って吐いて、
身体のなかにあった渦や、言葉たちも落ち着いてきた気がして、
週が終わるその前に、こうしてブログを書いています。
作品はお陰様で多くの方に受け止められ、
力強い言葉で広めていただき、ほぼ連日の満員御礼。
後半戦は当日券にも列を作っていただき、
それでもお入りいただけなかったお客様もいらっしゃいました。
本当にありがとうございます。
そして、ごめんなさい。届けたかった。
どうかまた会えますように。
その日まで、より高みを目指して待ってます
あぁ。。ありったけの感謝と愛を。
ありがとうございました。
本当に豊かで、素晴らしい座組でした。
Twitterにも呟いたけれど、
脚本、演出、俳優、各セクションのスタッフさん
こうしてあげるよりもっと細かく、
この座組を構成したもの、どれか一つ欠けても、きっとこの結果にはならなかったんじゃないかと思います。
この座組の結果が、
この作品を、鵺的を「事件」にしてくれた。
この作品を見届けてくれたお客様、
応援してくれた方々、
共演者の皆々様、
すべてのスタッフ様方、
お手伝いいただいた皆様、
沢山助けていただきました駅前劇場さん、
鵺的、高木さん加瀬さん、演出助手、中山さん、
そして演出、寺十吾さん、
本当にありがとうございました。
キャストもスタッフさんもみーんな紹介したいくらいだけど、それはとっても長くて体温高いものになりますから、今は胸にしまっておきますね。
人は1人では立てないなぁと沢山思いました。
心から感謝しています。
今もあの空間、音、匂い、
全部ありありと思い出せます。
物語はああして終わりましたが、彼らはどこへ消えたのだろう。
そしていつもながら、
沢山の差し入れやお気持ち、
ありがとうございます。
心が華やぐものばっかり。
全部大切にいただいてます。
個人的には秋に今年もはらぺこペンギン!さんにお世話になりますが、
鵺的の次回公演は来年1月を予定しています。
ご出演いただく川添美和ちゃんと、
こちらは仮仮チラシ。全4種です。
この写真はもちろんのこと、いつも撮影いただいてる橋本恵一郎氏も俳優として出演です。
鵺的トライアル、ということで、
さてどんな企画公演になるでしょう。
どうぞお楽しみに。
そして当日パンフレットに、
奥野が夏の夜に何かやりますってよって、
何にも分からないチラシも入れてもらいましたが、こちらはまた追って。
夏の夜、とひとまず書きましたが、
不定期ながら継続的に行える、何かを考えています。
大切な人たちと、もっともっと繋がりたい、お芝居で遊びたい、そして、どこへでも行きたい、そんなことをぼんやりと。じんわりと。
まだまだゆるやかな企画ですが、こちらも、どうかどうかよろしくお願いいたします。
それでは、長くなりましたが、
今宵はこのあたりで。
今回ばかりは終わったら燃えかすかなぁと心配したけど、
きっちりと燃え尽きたみたいで、真逆です。
これからのことばかり考えている。
よし。
またお会いしましょう。
本当にありがとうございました。