夢のほうが勝手に

僕の心に侵入したのだ

 

わめき散らして

激しく鼓動を揺さぶって

好きなだけ翻弄したのだ

 

かといって迎合してなど

くれはしないで

 

夢のほうが勝手に

僕の心に侵入したのに

 

まるで焦がれているのは

いつだって僕のほう

 

kanat.