こんにちは!
お待たせしました!
前回好評だったシンガーのプロとアマチュアの違い第2弾です!
前回はプロの声量の自動調節(マイキング)を説明しましたが、今回は「リップノイズ」です!
「リップノイズ」って知ってますか?
そうです。唇が開くときに唾を引っ掻けてなる「プチ」という音のことです!
レコーディングではこいつは一番の難敵だったりしますね。
今まで数多くのレコーディングエンジニアがこのリップノイズの除去に苦しんできたことか、、、
リップノイズは歌の始まる前や間が空いてるときに鳴るぶんには簡単に除去出来るのですが、歌ってる最中にもプチっとなってしまってる場合があるんですね。
しかもレコーディングしたときには気にならないレベルの音でも、後で音圧を上げるマスタリング処理の時に気になってきたりと、かなり厄介なのです!
そんなリップノイズについては、プロとアマチュアでは歴然の差があります。
プロはちゃんとリップノイズの存在を分かっているので、意識してノイズが入らないように気を付けてますし、唇も常に水やリップクリームで潤してます。
また万が一リップノイズが鳴ったときには、プロのシンガーであれば自分で気付いてエンジニアに伝えてくれるのです。
エンジニアの方が気付いてないなんてこともよくあります。
対してアマチュアのボーカルは、歌うことに必死なのでノイズまでは気にしません。
その為、せっかくうまく歌えてもリップノイズが鳴っていて使えないテイクなんてのも非常に多いのです。
小さなことかもしれませんが、やはり歌は聴く人が心地よく思ってもらえるように歌う事が重要ですので、そういったノイズはやはり聴く人にとっても気持ちいいものではありませんからね!
皆さんも歌うときには「リップノイズ」に注意して見てください🎵
ちなみにこちらにリップノイズの対策について詳しく書いてます!